祝!長野県誕生150周年!<2026.2.23>

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最終更新日: 2026年2月23日

2026年は長野県150周年

 2026年は長野県が誕生してから150周年の節目と年となります。県内ではこれを記念してさまざまな事業や取り組みが展開されているほか、県による特設Webサイトも開設されています。
 そこで今回は、長野県の歴史や150周年に関連する取り組みについて紹介します。

長野県誕生の経緯や印象的な出来事

 今から150年前の1876年(明治9年)8月21日、当時、中南信地域と飛騨地域を管轄していた筑摩県が分割され、飛騨地域が岐阜県に編入、そして中南信地域が、それまで東北信地域を管轄していた長野県に編入され、現在の長野県が誕生しました。
 その後、中南信地域を中心に県を再び分けようとする分県運動や県庁を長野市から移すという移庁運動などが激化した時期もありましたが、県内の地理や事象を万遍なく歌った「信濃の国」が広く県民に浸透するなど、一体感が図られてきました。なお、現在の「信濃の国」は1900年に作られ、1968年(昭和43年)に長野県歌として正式に制定されました。
 他にも県内ではたくさんの出来事がありましたが、中でも印象的なのは1998年の長野冬季五輪・パラリンピック開催でしょうか。特に最近はミラノ・コルティナ五輪の開催に伴って長野五輪の映像を振り返る機会も増え、思い出深く感じる方もいれば、新鮮に受け止める若い世代の皆さんも多いかもしれません。いずれにしても、五輪開催によって新幹線や道路などインフラ整備の飛躍的な進展や、山岳リゾートを中心とした現在のインバウンド増加にもつながる世界的な知名度向上など、経済的にも長野県に大きなインパクトをもたらしたといえます。

150周年を盛り上げるさまざまな取り組み

 今回の150周年を迎えるに当たり、県が掲げる事業のコンセプトは「自らを知り 互いを知り 高め合おう『私たちの長野県』」であり、歴史の振り返りを通じて県民1人1人が地域への誇りとアイデンティティを深めることを目指しています。県の特設Webサイトでは、150年の歩みを写真や年表で解説すると共に、自然と人が共生してきた長野県の物語が紹介されています。
 また、150周年を祝うため、様々な事業が企画されています。誕生記念日となる8月21日には松本市で記念式典が開催され、「つながる長野県」をテーマに、クラシック音楽の祭典「セイジ・オザワ松本フェスティバル」と連携し、県にゆかりのある楽曲の特別演奏が予定されています。
 さらに、デジタルスタンプラリー、若手クリエーターがデザインしたポスター展、子ども新聞コンクールといったイベントが予定されているほか、2月からは「信濃の国」のオリジナル歌詞やパフォーマンス動画の募集も始まっています。また、記念商品の販売もあり、例えば(株)八幡屋礒五郎(長野市)では容器の缶に長野県150周年の特別なデザインをあしらった七味唐辛子を今年のイヤーモデルとして発売するなど、官民一体で盛り上げています。
 なお、市町村や企業・団体がこうした記念商品の販売や関連イベント等を実施する際に県に申請して使用できる「長野県150周年ロゴ」も制定されています。自然と人が支え合いながら未来へと歩んでいく姿を表現するデザインで、県民の投票により決定したものです。今後、周年ムードの高まりとともにこのロゴを目にする機会が増えるのも楽しみです。

長野県の魅力や価値を再認識し未来を考える機会に

 県は今回の150周年を契機に、信州ブランドの核となる価値を再確認しています。「自然を守り共に生きる」、「多彩な風土で魅力を育む」など5つのコアバリューを掲げ、県民の一体感と地域価値の向上を図る方針を示しています。
 ぜひ私たちも、こうした想いを共有し、長野県が150年の歴史の中で育んできた魅力や価値を再認識し、長野県の未来を考える機会にしたいと思います。

2026年2月23日放送 SBCラジオ「あさまるコラム」より

 

 

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