有限差分時間領域法(FDTD法)による電磁波解析コース

 【終了】
 当研究所では、関東経済産業局「平成22年度地域企業立地促進等事業費補助金」の交付を受け、長野高専技術振興会と長野高専地域共同テクノセンターとの共同事業の一環 として、長野地域の特性を活かした人材養成講座を実施いたします。
 有限差分時間領域法(FDTD法)は、マクスウェルの電磁界方程式を数値計算する電磁界解析法です。時間と空間の四次元で電磁波の解析ができるため、アンテナからの電磁 放射やプリント基板での信号伝搬の様子を解析することができます。また、難しい関数を用いることなく、誘電体や磁性体をモデル化できるため、プリント基板や磁性体を含 む解析が容易に行えます。
 本講座では、アンテナ理論や電磁両立性(EMC)問題を解析モデルとしながら、FDTD法の基礎から画像化まで、実務に応用できる内容を解説します。
 なお、電磁界解析技術の基礎として、「有限要素法(FEM)による磁界解析の基礎コース」と合わせての受講をお勧めいたします。

 ※本講座は要件を満たせば、「中小企業緊急雇用安定助成金」または「雇用調整助成金」の対象になります。企業・事業所によっては助成金の申請が認められない場合もあ りますので、詳細は、長野労働局又はハローワーク(公共職業安定所)におたずねください。

日程 テーマ
平成22年12月3日(金)
9時00分~16時00分
午前
午後
・FDTD法の基礎
・ダイポールアンテナからの電磁ノイズ放射の解析
平成22年12月8日(水)
9時00分~16時00分
午前
午後
・ダイポールアンテナの入力インピーダンスの解析
・プリント回路基板上の 電磁界分布と画像化

場   所: 長野高専地域共同テクノセンター 2階 プロジェクト実験室

講   師: 長野高専 電気電子工学科准教授 春日 貴志 氏

対 象 者: FDTD法の導入を検討している技術者、実務への適用に問題を抱えている技術者

募集人員 : 15名

申込締切 : 平成22年12月1日(水) ※定員になり次第締め切らせていただきます。

受 講 料: 無料

持 ち 物: 筆記用具

修 了 証: 各講座の科目を連続して受講された方には修了証を差し上げます。

交 流 会: 受講後、講師を囲んでささやかな交流会を行います。(会費 300円)

申込方法 : 終了しました

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FAX番号:026-224-6233