2026年4-6月の現況と2026年7-9月見通し
加工食品や飲料などを中心に購入単価が上昇し、売り上げは堅調だった。今後は、消費者の節約志向は続くものの、食料品を中心に販売価格の引き上げが続くことから、売り上げは堅調な見通し。こうした中、人件費や光熱費等のコスト上昇が利益を下押しする懸念がある。
- 百貨店は、消費者の節約志向が続くことから、季節衣料品や化粧品は弱含む見込み。一方で、集客が見込める物産展に加え美術品などの販売により、売り上げは前年並みで推移する見通し。
- スーパーは、消費者の買い上げ点数は減少するものの、販売価格の引き上げによって、食料品を中心に売り上げの増加が続く見込み。
2026年1-3月の現況と2026年4-6月見通し
物産展や季節に合わせた催事による集客効果に加えて、コメや生鮮食品といった食料品価格の上昇などにより、売り上げは堅調だった。一方で、人件費等の増加により収益面は幾分悪化している。今後も消費者の節約志向は続くものの、食料品を中心に販売価格の上昇が続くことから、売り上げは堅調な見通し。
- 百貨店は、節約志向の高まりから季節衣料品や化粧品等の雑貨が伸び悩んでいるものの、食料品や催事による売り上げが堅調に推移する見込みから、総じて底堅い見通し。
- スーパーは、消費者の買い上げ点数が減少しているものの、販売価格の引き上げによって食料品を中心に売り上げは増加する見込み。
2025年10-12月の現況と2026年1-3月見通し
催事やフロア改装による集客効果に加え、食料品を中心とする販売価格の引き上げもあり、売り上げは増加した。ただ、物価高により消費者の節約志向が一段と強まり、買い上げ点数の減少が続いている。今後も、人件費や光熱費の増加などから利益は厳しい状況が続くが、販売価格への転嫁が進むことにより、売り上げは堅調な見通し。
- 百貨店は、食料品の値上がりに伴う節約意識の高まりから、衣料品や時計・宝飾品等は伸び悩みが見込まれるが、催事や改装による集客効果から、売り上げは堅調な見通し。
- スーパーは、消費者の節約志向により買い上げ点数が減少するものの、販売価格の引き上げが続くと見込まれることから、食料品を中心に売り上げは堅調な見通し。
2025年7-9月の現況と2025年10-12月見通し
猛暑が続き、涼感商品などの季節商品の販売が堅調だったほか、食料品を中心とする販売価格の引き上げ等から、売り上げは増加した。ただ、物価高による消費者の節約志向がさらに強まり、買い上げ点数の減少がみられた。今後は、人件費や光熱費の増加などが利益を下押しするものの、販売価格への価格転嫁が進むことにより、売り上げは堅調な見通し。
- 百貨店は、厳しい残暑の影響で秋物の購買意欲が弱く、衣料品は伸び悩むとみられるが、食料品や化粧品・雑貨のほか、催事に伴う販売増が予想され、売り上げは堅調な見通し。
- スーパーは、内食需要が底堅く推移するほか、販売価格の引き上げが続くと見込まれ、食料品を中心に売り上げは堅調な見通し。