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高松 英一 |
株式会社高松製作所(外部サイトにリンクします) 住所:埴科郡坂城町上平小網2400-1 |
当社のコア技術・強み
当社は創業以来、一般鋼材から鋳鉄・アルミ鋳物を中心とした高精度切削加工を軸に事業を展開してきました。自動車・建設機械・油圧機器など、多様な産業分野で求められる高度な品質要求に応えるため、横型・立型マシニングセンタやCNC旋盤、複合加工機など、幅広い設備を整備してきたことで、試作から量産まで一貫して対応できる柔軟な生産体制を持ち、多品種・変種変量生産にも強みを発揮しています。
特に、複雑形状の鋳物加工や寸法精度が厳しい油圧バルブ・マニホールドなどの加工においては、自社設計の治具と工程最適化技術を組み合わせることで、短納期での立ち上げと高い加工精度を両立しています。また、生産された製品は当社QMS(ISO9001、14001認証)の下で品質管理を行い、多くのお客様から品質表彰を受けるなど、高い評価をいただいております。
また、タイにも工場を展開し、グローバルニーズに応えられる総合加工メーカーとして成長を続けています。
IT技術の導入・活用事例
当社は、上記の強みにデジタル技術を加えることでさらに生産効率を向上させることができると考え、2018年よりIoT技術の導入に取り組んできました。長野県工業技術総合センターの支援を受け、機械の稼働状況を把握するためのセンサー技術やデータ収集の基礎を習得し、まずはCNC旋盤を対象とした試験導入からスタートしました。
取り組みの中で、パトランプの点灯を検知して機械の稼働・停止を自動判別する装置(写真)を独自に開発したほか、ラズベリーパイ(Raspberry Pi:カードサイズの超小型コンピュータ)やWi-Fiマイコンを用いた低コストのシステム開発で、稼働データをWeb画面で可視化する環境も整備しました。
現在では、全ての生産機械にIoTシステムを導入し、工場内の稼働率をWeb上でリアルタイムで確認できるようになっています。従来は把握しづらかった稼働状況が見える化されたことで、現場の判断が迅速になり、当社の柔軟な生産体制をさらに生かしやすくなりました。
今後の事業展望
現在、こうした取り組みをさらに進め、公益財団法人長野県産業振興機構上田センター主催の人工知能(AI)活用研究会に参加し、AI技術の知見を深めながら製造現場へ応用していくことを検討しています。特に、今後の重点テーマとして AIによる製品検査の自動化を掲げています。これまで人の目に頼っていた外観検査工程にAI画像認識を活用することで、検査精度の向上、作業負荷の軽減、検査の標準化を目指しています。IoTで蓄積した稼働データや工程データと組み合わせることで、将来的には不良発生の予兆検知や工程改善にもつなげていく計画です。
現場力とデジタル技術を融合した次世代型のものづくりを推進し、生産性・品質・環境の全てを高いレベルで両立するデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めていきます。
