株式会社システックスは、1970年設立のソフトウエア開発企業です。長野県内におけるソフトウエア開発のパイオニアとして、50年以上にわたり業務システムの設計・開発を手掛けてきました。
特定メーカーに依存しない独立系のアプリケーション・システムインテグレータで、柔軟な提案力を強みとしており、企業や官公庁、各種団体に向けて業務システムの受託開発やパッケージソリューションの導入・カスタマイズ、人工知能(AI)によるデータ分析の活用支援などを行っています。金融や医療、健保組合など専門性の高い分野にも数多くの実績を有し、顧客の経営基盤を支える重要なシステムを担っています。
健保業界を支える「OPEN-KENPOS Super」
イチ押しは、健康保険組合向け統合情報処理システム「OPEN-KENPOS Super」です。健康保険組合におけるさまざまな業務を円滑に処理することを目的とした総合パッケージシステムで、レセプト情報の管理分析や特定健診・特定保健指導などの業務をサポートしています。現在は、蓄積した業務ノウハウとユーザーの要望を取り入れた第三世代のシステムを提供しており、クラウド環境での利用も可能となっています。
導入実績は、健康保険組合43組合、国民健康保険組合16組合、共済組合1組合の計60組合に及んでいます。基幹データも汎用形式で出力可能なため、利用者が自由にデータの活用もできます。また、事業主側の情報システムとの連携も可能です。
さらに、健保業務で不可欠な法改正に伴うシステムの変更などのサポート体制も充実しており、利用者の負担を軽減しています。例えば、電話や遠隔操作によるシステム調査対応、データバックアップの請負といった運用面の支援も充実しているほか、加入者のマイナンバー情報の一斉登録や総合運用テストの支援などマイナンバー制度に対応するためのシステム更新にも無償で応じるなど、システムの安全・安心な運用を支えています。
今後は、被保険者の健診結果や問診票の回答結果などのデータを活用することによって、事業所の健康経営の実践に役立てていくことを重視しています。また、AIの活用を通じて、疾病の早期発見や重症化予防など「治療から予防へ」の取り組みを支援し、従業員の健康増進と労働生産性の向上に貢献していく考えです。
本社社屋
顧客に寄り添う開発を通じて地域社会に貢献
同社は、これまでもさまざまな社会の変化に対応し、それをシステム面から支える重要な役割を担いながら着実に成長を続けてきました。
北村博樹社長は、「情報技術を通じて社会や企業を支え、真に役立つシステムを提供していきたい」と語り、顧客に寄り添ったシステム開発を通じて、地域と社会の発展に貢献していく考えです。

OPEN-KENPOS Superの画面
自社の従業員の健康診断結果のデータを使って、時系列で傾向を把握することも可能