天然温泉やサウナなど魅力盛りだくさんの湯宿「うるおい館」
(株)NIKKOホールディングスは、NIKKOグループの一事業体として温泉施設やビジネスホテルの運営を行う企業です。1963年に前身である(株)日興商事が誕生し、2019年に現社名に変更しました。
雄大な自然が楽しめる露天風呂
イチ押しは、同社が運営する「うるおい館」です。長野市妻科の裾花川沿いに位置し、長野駅や善光寺へは車で約7分、小布施や戸隠といった観光地にも好立地の天然温泉の湯宿です。
部屋は全11室で、展望風呂付き客室も3室用意されています。どの部屋からも裾花の渓流が眺められ、ゆったりとくつろげます。食事は信州の旬の食材をふんだんに盛り込み、それぞれの部屋で楽しむことができます。
同館には「流(りゅう)泉(せん)の湯」と「白岩(しらいわ)の湯」という2つの大浴場があります。地下およそ1350mから汲み上げるいで湯は、100%かけ流しの良質な天然温泉です。ナトリウムを多く含んだぬめりのあるお湯で、神経痛や冷え性、疲労回復などに効能があると言われています。2つの大浴場にはそれぞれに広い露天風呂が備えられており、昼は迫力ある裾花峡の景色、夜はしっとりと落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。また、白岩の湯では、2mほどの高さからの「打たせ湯」も味わえます。宿泊はもちろん、日帰り入浴も可能です。
(左)白岩の湯、(右)流泉の湯。目の前に広がる旭山の白岩を眺めながらくつろぎの時間を過ごせます
アウフグースが大人気のサウナ
大浴場にあるサウナも魅力の1つです。最大で25名ほどが利用できるサウナ室がいずれの大浴場にもあり、時間帯によってサウナストーンに水をかけ蒸気を発生させる「ロウリュ」を行います。発生した蒸気によってサウナ室内の湿度、体感温度が一気に上がり、通常のサウナに比べ発汗が促されます。サウナストーンに掛ける水はアロマ水を使用しており、よりリラックスしてサウナを楽しむことができます。
さらに、ロウリュで発生した蒸気を「熱波師」と呼ばれる人がタオルやうちわであおぐ「アウフグース」というサービスも行っています。ロウリュやアウフグースを目当てに同館を訪れる人も多く、人気を博しています。
フィットネスジムでシニアの健康増進
同館には、利用客の健康増進を目的とした会員制フィットネスジム「スパ・サルーテ」があり、50歳以上から利用できます。フルタイム会員になれば、毎日6:00~22:30の全時間帯で豊富な器具を備えたジムが利用でき、同館の天然温泉にも入浴できます。
「当社の企業理念は、『誠実と思いやりの心でみんなの幸せを創造し、地域社会に貢献する』です。県内外から来られる方々を丁寧におもてなしするとともに、当館のサービスやイベントを通して地域社会にもしっかり貢献していきたい」と小林登支配人は語ってくれました。
(左)2024年4月に流泉の湯に新しくオープンしたサウナ。新サウナは光の演出も導入し、スタイリッシュな装いとなっています(右)サウナで熱い風を送る「熱波師」。同館勤務の池松洋平さんはタオルを使った巧みなパフォーマンスで利用客を楽しませます
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