2023年度県内主要スキー場利用動向調査(速報)

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最終更新日: 2024年4月30日

2024年独自アンケート調査

<調査概要>

『利用者数はコロナ禍前を上回ったが、雪不足等の影響で低水準にとどまる』 

 

  • 2023年度(23年11月以降のオープン~24年3月末)の県内主要22カ所のスキー場利用者数は前年度比3.6%増の延べ445万5千人となり、3年連続で増加した。利用者数の回復により新型コロナウイルスの本格的な感染拡大前の19年度を上回ったが、雪不足等の影響もあり、当研究所が調査を開始した1992年度以降で5番目に低い水準にとどまった。
  • 調査対象とした22カ所のスキー場のうち、半数以上の13カ所で利用者数が前年度を上回った。
  • 12月は、例年に比べて降雪が少なく、予定よりもオープン時期を遅らせるスキー場が多くみられ、利用者数は前年を下回った。1、2月は、県内外からの個人客に加え、学校のスキー教室や修学旅行などの団体利用、外国人利用者が増加し、利用者数は前年を上回った。特に2月は二度の3連休や、うるう年で日数が1日多かったこともあり、大きな伸びとなった。3月は、例年以上に気温が高く、早くから融雪が進んだスキー場もあり、利用者数は前年をわずかに下回った。
  • 外国人利用者の動向については、多くのスキー場で前年度に比べて増加した。全体的に、中国、香港、台湾、東南アジアなどアジアからの利用者が増加傾向にあったほか、大北・北信地域を中心にオーストラリアや欧米地域からの利用者も増えた。

    ※当レポートは速報になります。詳細は「経済月報6月号」に掲載予定です。このため、一部スキー場のデータが修正される場合がありますのでご了承願います。

 

    2023年度県内主要スキー場利用動向調査(速報)(685KB)(PDF文書)