躍動する信州のITカンパニー　株式会社キャスティネット

代表　鈴木 久美

株式会社キャスティネット 　　住所：飯田市上郷別府851-1       設立：2010年5月 　　従業員数：18人 　　事業内容：WEBシステムの設計・開発・運用・保守、 　　              ネットワーク・サーバーの設計・構築・保守 　　電話：0265-48-0755

当社のコア技術・強み

　当社は創業以来、企業で働く皆様が「楽（らく）」ができるシステムづくりを心掛けてきました。現在ではクラウドシステムをベースに、IoTセンサー、業務の見える化、業務システムの自動化など、業務の改善をしつつ、さらに業務が「楽」になるシステム開発をし、「楽」を体験していただいています。
　システム開発を行う上で大切にしているのは、実際に業務を行う現場の方々の声を聞き、それをシステムに反映することです。これまでの事例や新しい技術を提案するだけでなく、各企業に合わせたシステムの構築を行い、実際に使ってみた感想や改善の意見をシステムに反映し、企業の方と一緒につくり上げる点が当社の強みです。

コア技術の活用事例

　地元企業の方と一緒につくり上げた事例をご紹介します。
　ある企業の方より「利用中の生産管理システムはオンプレミス※ で運用を行っていますが、取引先企業間のやり取りをリアルタイムで情報共有したい。しかし、クラウド化するには機密事項などもあり、全ての情報をクラウド上で運用するのはセキュリティ面でも心配」というご相談を受けました。
　話し合いの結果、基本のシステムはクラウド化を行い、一部の情報はローカルサーバーにて情報を取り扱う「ハイブリッドクラウドシステム」をご提案しました（イメージ図参照）。既存システムの使い勝手はそのままに、お客さまの細かなご要望にも柔軟に対応しながら機能の追加や見直しを行い、完成させました。ご利用いただいた皆様からは、「部署や利用場所に合わせてパソコン、スマートフォン、タブレットなどのさまざまなデバイスで利用でき、使いやすい」とご好評を頂いています。納品後も保守業務を行い、常に現場の皆様からのご意見をダイレクトに聞きながら改修や改善を行っています。
　一例をご紹介しましたが、業務の一部だけを自動化したいというご相談から、基幹システム全体の見直しに関わる検討など、システム規模の大小を問わず、お客さまのご要望に耳を傾け、その時にできる最善のご提案と最新の技術を提供しています。

※自社で所有する設備・建物内に、サーバーやネットワークなどの情報システムを設置して運用すること

今後の事業展望

　当社は現在、「AIアルゴリズムとAI画像認識を活用したサプライチェーン管理システム」を開発中です。このプロジェクトは、長野県の「コンソーシアム活用型ITビジネス創出支援事業」の補助金を活用して行っており、地元企業の方々と協力しながら開発を進めています。　
　このシステムは、業種を問わず多くの企業での活用が期待でき、地域企業のDX導入の支援を後押しできるだけでなく、地域経済の発展にも寄与できると考えています。
　当社の理念である「つながる全ての人を笑顔へ」の言葉どおり、今後も関わる全ての人の笑顔のためにシステム開発を行っていきます。