飯田市立鼎中学校にて地域と未来をつなぐゼミを開催しました
(2022年10月7日)
開催日:2022年10月7日
飯田市立鼎中学校にて、以下の講座を開催しました。
木曽漆器
講師
石本 則男氏 (うるし工房石本玉水 代表) 信州ものづくりマイスター
石本 愛子氏 (うるし工房石本玉水) 信州ものづくりマイスター
内容
絵皿制作と沈金加工体験
生徒から
実際に体験してみて、伝統工芸品は手間ひまかけて作られていることがよく分かりました。職人さん達はすごいと思いました。受け継がれてきた技術の難しさや、凄さ、美しさがわかり、一生に1度しかできないような体験だと思って感動しました。
金属研磨
講師
松澤 正明氏 (株式会社 松一 社長) 信州ものづくりマイスター
松澤 奈美氏 (株式会社 松一 専務)
内容
バフ研磨体験とアクセサリー制作
生徒から
金属研磨と言っても、機械で磨く方法や手で磨く方法など、様々な研磨の技法があるということを初めて知りました。将来はYouTuberになるのも良いかなと考えていて、今回の金属がピカピカになっていく体験を動画にしたら面白そうだなと思いました。
みそ製造
講師
林 隆仁氏 (マルマン 株式会社 社長) 信州ものづくりマイスター
近藤 桂太朗 (マルマン 株式会社)
内容
経営社講話とみそ造り体験
生徒から
実際にみそがどうやって造られているか知らなかったので、今回の体験で造り手の苦労が沢山あると知り、感謝を忘れないようにしたいと思いました。発酵にも種類があり「科学的なみそ」について知ることができて良かったです。講師の先生の会社は、中国進出までされていてすごいと思いました。
表具
講師
伊藤 君人氏 (有限会社 伊藤盛輪堂 社長) 信州ものづくりマイスター
安藤 弘文氏 (安藤玉松堂表具店代表) 信州の名工
内容
からくり屏風制作
生徒から
講師の先生がとても丁寧で、一人前の表具師になるには10年以上修業が必要だと言われたけど、それでも一緒に仕事をしてみたいと思いました。表具師という全く知らない仕事を知り、自分の将来はあまり考えていなかったけれど、長野県の伝統的なものづくりに関わる仕事をするのも良いなと思いました。
染色
講師
中島 久雄氏 (創作染工房 久 代表) 信州ものづくりマイスター
井坪 葵氏
内容
天然土顔料の染色体験
生徒から
土で布を染めると聞いて、汚れるだけなのではないかと思っていたら、キレイな色や模様に仕上がってびっくりしました。個性のある模様にしたいと思って挑戦してみたけれど、自分が思い描く通りにならなく、職人さんの技術力を肌で感じることができました。
印章彫刻
講師
桜井 優氏 (公印堂印舗 代表) 信州ものづくりマイスター
内容
印章彫刻制作
生徒から
彫刻は1度ミスをしてしまうと戻せないので1つ1つの動きを慎重やることが大切、というお話がとても印象に残りました。将来どんな仕事をするのか決まっていないけれど、講師のように地域の人の役に立てるような仕事に就きたいな、と思いました。
フラワー装飾
講師
伊藤 篤氏 (ラプリ 代表)
伊藤 美彩氏 (ラプリ)
内容
フラワーアレンジメント
生徒から
長野県は花の生産が盛んで、今回のフラワーアレンジメント体験で使った花の中にも沢山の地元産の花があるという話が印象的でした。フラワー装飾技能士という資格やその大会があること、アレンジする前にリボンを結べないと花に触れないこと、など仕事の奥深さや厳しさも教えてもらいました。