佐久市立野沢中学校にて地域と未来をつなぐゼミを開催しました
(2022年10月6日)
開催日:2022年10月6日
佐久市立野沢中学校にて、以下の講座を開催しました。
染色
講師
林部 貢一氏 (はやしべ草木染友禅工房 代表) 信州ものづくりマイスター
林部 資子氏 (はやしべ草木染友禅工房)
内容
藍染め体験
生徒から
草木染めは身の周りにある様々な植物が材料として使えることを知り、長野県の伝統工芸の手法などを学べてよかったです。細かい作業で時間をかけて作っていてすごいなと思いました。少しでも手順を間違えてしまうと上手くいかない作業もあり、仕事では丁寧にやることが大切だと感じました。
印章彫刻
講師
鈴木 昭男氏 (鈴木印刻店 代表)
内容
印章彫刻制作
生徒から
職業を調べで色々な仕事があることがわかり、どんな仕事でも、覚えることや、できるようにならないといけないことが沢山あるというお話が印象に残りました。講座の前までは印章の歴史などを全く知らなかったのですが、講師の先生から話を聞いてもっといろんな事を調べてみたいと思いました。
プログラミング
講師
白石 祐氏 (株式会社 ファンクリップ)
西垣 陽礼氏 (株式会社 ファンクリップ)
内容
レゴロボットを動かすプログラミング
生徒から
色覚センサーなど先進技術を組み込んで色々なことをできるのはとても面白そうで、そういった仕事はとても年収が高いものもあるという話を聞いて情報技術分野の職業に強い関心を持てました。ペアでプログラミングをするというやり方は実際の仕事でも使われる手法だということを知りました。ペアと一緒に不具合を修正しながら取り組み、上手くロボットを動かせた達成感が印象に残りました。
木彫刻
講師
森 徳壽氏 (木彫刻工房おけや 代表) 信州ものづくりマイスター
森 敏子氏 (木彫刻工房おけや)
内容
飾盆制作を通した木彫刻体験
生徒から
最近では若い人を中心に伝統工芸品を買わなくなっていると聞いて、魅力がたくさんあるのにもったいないなと思いました。時代に合わせて色々な工夫をしている講師の先生は凄かったです。飯山仏壇の立派さと、木彫刻の精巧さに感動しました。仏壇は1人だけでは作れなくて、多くの人が携わって1つの作品になるというお話がとても印象的でした。
農村美術
講師
徳武 忠造氏 (コゲラの里工房 代表) 信州ものづくりマイスター
内容
木彫りレリーフのマグネット制作
生徒から
農民美術の作品は、小さなものから大きなものまで自由に作れることがわかりましたが、何メートルもの作品を作るには数カ月かかると聞いてびっくりしました。今回は小さいものを作りましたがとても時間がかかりました。沢山の種類がある彫刻刀やニスの仕上げなど、本格的な職人体験ができて良かったです。
造園
講師
荻原 博行氏 (株式会社 楽月園 会長) 信州ものづくりマイスター
内容
ミニ庭園づくり
生徒から
庭園造りは事前に調べた写真よりも迫力がありました。少し位置をずらすだけで見た目や雰囲気、バランスが変わるので、実際に体験してみてわかることが沢山ありました。庭はとても身近にあるので、正直あまり興味が無かったのですが、今回の体験を通して花や石の置き方で表現する職人の凄さを感じました。自分の家の庭に「気勢」を意識して花を植えてみたいです。
フラワー装飾
講師
金澤 茂氏 (株式会社 S・K花企画 会長)信州ものづくりマイスター
佐取 蓮氏 (株式会社 S・K花企画)
内容
フラワーアレンジメント
生徒から
花を売っているだけでなく、個人向けのフラワースクールのほか、企業向けの空間デザイン事業などもやっていることにびっくりしました。お花を使って個性を表現する魅力的なお仕事だと思いました。お花のことやアレンジメントのやり方についてもっと調べてみたいと思いました。
建築鈑金
講師
丸山 康雄氏 (株式会社 マルバン 会長)信州ものづくりマイスター
堀内 誠一氏 (株式会社 マルバン)
内容
打ち出し加工の銅板レリーフ制作
生徒から
事前学習で気になった一番難しいものに挑戦しました。将来は製造業など工業系の仕事に興味がありますが、収入が安定するかどうかなど先のことをもっと考えたいと思いました。建築板金は金属屋根、樋(とい)、金属外壁などをつくっていて、関東では樋(とい)がプラスチックという話が印象に残りました。建築関係を目指しているのでとても勉強になりました。