長野市立犀陵中学校にて地域と未来をつなぐゼミを開催しました
(2022年9月6日)
開催日:2022年9月6日
長野市立犀陵中学校にて、以下の講座を開催しました。
美容
講師
原山 菜摘氏 (有限会社 シガ美容室) 信州ものづくりヤングマイスター
桑原 千瑛氏 (有限会社 シガ美容室)
内容
ヘアカット体験
生徒から
将来は「パティシエール」になることを目標にしていましたが、講座での体験で「美容師」も人と人とのコミュニケーションが取れ、笑顔になれると思ったので「美容師」もいいなと思いました。実際に体験してみて、ヘアカットに興味を持てたので、今後はこのような仕事も選択肢として考えたいと思いました。
フラワー装飾
講師
橋本 博重氏 (有限会社 橋本生花店 社長) 信州ものづくりマイスター
宮崎 弘美氏 (花のミヤザキ代表)
内容
フラワーアレンジメント
生徒から
茎の切り方で水の吸い上げが変わるという話で理科の授業を思い出しました。きれいな状態で花を長持ちさせる技術を知れて良かったです。花の種類やどんな場に合うか、花の組み合わせはどうするか、など植物の知識とデザインセンスが求められる高度な仕事なんだと感じました。
染色
講師
林部 貢一氏 (はやしべ草木染友禅工房 代表) 信州ものづくりマイスター
林部 資子氏 (はやしべ草木染友禅工房)
内容
草木染め体験
生徒から
講師の「信州草木染め信濃友禅」が長野県の伝統工芸品という話が印象に残っていて、他にどんなものが長野県の伝統工芸品なのか興味を持てました。染色という言葉を今回初めて知ったのですが、布と植物だけでキレイなものを生み出す仕事だということがわかって良かったです。
表具
講師
三上 和德氏 (永咸堂 三上表装店 代表) 信州ものづくりマイスター
山下 誠氏 (山下表具店 代表) 信州ものづくりマイスター
内容
ミニチュア屏風制作
生徒から
からくり屏風の仕組みが不思議で興味を持てました。仕組みがわかり、技術のいる仕事だけどやりがいがあって楽しそうだと思いました。経師屋や表具師の仕事を知り、自分の将来の仕事の参考にしたいと思いました。表具の技術は2500年も前からあったと聞いて驚きました。
彫金
講師
三ツ井 照雄氏 (有限会社 三ツ井金具製作所 社長) 信州ものづくりマイスター
三ツ井 ルリ子氏 (有限会社 三ツ井金具製作所)
内容
彫金による表札づくり
生徒から
講師の先生は素早くきれいに刻印していて、やることはシンプルでしたが上手に作るには技術を身につけなければいけないことを実感しました。仕事はひとつひとつ丁寧にやること、という言葉が印象に残りました。桜などの花の模様を丁寧にやることを心がけて上手くできたことが嬉しかったです。
左官
講師
岩下 勇氏 (有限会社 岩下工業 元専務) 信州ものづくりマイスター
川島 隆氏 (川島左官工業所)
内容
カラフルな泥団子づくり
生徒から
ピカピカの泥だんごを作るのは楽しかったけど、準備や片付け、講師の先生の話を聞いて左官の仕事は大変なんだと感じました。今回の講座で左官の仕事に興味が持てました。左官の仕事は全国どこにでもあると思いますが、生まれ育った長野県でやるのも良いなと思いました。
農民美術
講師
徳武 忠造氏 (コゲラの里工房 代表) 信州ものづくりマイスター
内容
こっぱ人形(木彫り人形)制作
生徒から
私は時間が全然足りなかったのに、講師の先生は細かくてきれいな作品をすぐに作っていて、熟練の技術は本当にすごいと思いました。昔の農民はこっぱ人形というアイデアを考えて実際に作るということを想像すると、すごいことだなと感じました。
プログラミング
講師
近藤 大介氏 (NPO法人 信州SOHO支援協議会)
北村 秀男氏 (NPO法人 信州SOHO支援協議会)
内容
ドローンを操縦するプログラミング
生徒から
プログラミングは頭を使うため大変で難しく、ドローンを飛ばすためには厳しい規制や法律があることなど、沢山の発見ができて良かったです。はじめてドローンを操作しました。上手くできなかったけれど、物を飛ばすときにはぶつけたり危険がないようにすることが大切ということが印象に残りました。
漫画
講師
荒井 瑞貴氏 (漫画家・クリエイター)
内容
漫画制作体験
生徒から
漫画家が編集者を探すのではなく、編集者が漫画家を探すということや、締め切りに間に合わせることが大事という漫画家の仕事を深く知る良い機会でした。イラストや漫画を描くことに資格はいらない、好きでいることという言葉が印象に残りました。上達したり、続けるにはそのことが好きという気持ちが大切だと改めて知りました。