松本市立梓川中学校にて地域と未来をつなぐゼミを開催しました(2022年7月7日)
開催日:2022年7月7日
松本市立梓川中学校にて、以下の講座を開催しました。
美容
講師
蜜沢 大輔氏 (有限会社シガ美容室 社長)
内容
企業経営者講話とヘアカット体験
生徒から
プロが使うシザーで、本格的なカットを体験できて楽しかったです。講師の方からお客さまに対する気遣いや、技術を習得するための訓練など、苦労や厳しさについても学ぶことができました。自分の好きなように切るだけでなく、お客さまの要望を聞いて切るというのは、今の私にはできないことだと思いました。妹の髪の毛を切れるようになりたいです。
フラワー装飾
講師
橋本 博重氏 (有限会社 橋本生花店 社長) 信州ものづくりマイスター
太田 美和氏 (フラワー装飾技能士)
内容
フラワーアレンジメント
生徒から
アストロメリアやカーネーションなど、長野県が生産量一位のお花がたくさんあることを知らなかったのでびっくりしました。元々、お花は好きだったのですが、講師の方々の想いなどお話を聞いて、私も誰かを笑顔にできて、夢中になれる仕事を探したいと思いました。
染色
講師
林部 貢一氏 (はやしべ草木染友禅工房 代表) 信州ものづくりマイスター
林部 資子氏 (はやしべ草木染友禅工房)
内容
藍染め体験
生徒から
藍やりんごの木の皮からとてもきれいなグラデーションのストールを作ることができて自然の力はすごいなと感じました。身近にある草木を使って、普段体験できない伝統文化にふれることで、長野県の伝統的な産業を仕事にするのも良いかなと思いました。
表具
講師
三上 和德氏 (永咸堂 三上表装店 代表) 信州ものづくりマイスター
山下 誠氏 (山下表具店 代表) 信州ものづくりマイスター
内容
ミニチュア屏風制作
生徒から
2方向に開く「からくり屏風」はどんな仕組みなっているのか、最初は作るのは無理だと思いましたが、実際に教えてもらうと簡単にできました。こんなすごい仕組みを考えた昔の人はすごいと思いましたが、伝統的な職業は将来無くなってしまうかも知れないと聞いたのはとても残念です。
印章彫刻
講師
瀧口 孝一氏 (一二三堂本店 代表) 信州ものづくりマイスター
鈴木 昭男氏 (鈴木印刻店 代表)
内容
印章彫刻制作
生徒から
石に文字を彫ると聞いた時に機械で彫るものかと思っていたら、手作業でびっくりしました。手作りのはんこは世界にひとつだけなので大切にしたいです。はんこのことだけでなく、文字の歴史や漢字の由来などについても知ることができて良い機会でした。
木工
講師
栁澤 邦夫氏 (有限会社 柳沢木工所 会長) 信州ものづくりマイスター
栁澤 哲夫氏 (有限会社 柳沢木工所 社長)
内容
カラマツのペンスタンド制作
生徒から
木目がきれいに浮き出ていたのはカラマツの性質なのかと思っていましたが、ワイヤーブラシで「浮造り」(うづくり)していることに驚きました。長野にはカラマツが多く、地元でそのカラマツを使って仕事をしている職人さんから地域に関することを多く学ぶことができて良かったです。
木曽漆器
講師
宮原 正岳氏 (白木屋総本家 代表) 伝統工芸士
宮原 もと子氏 (白木屋総本家)
内容
漆磨きによるスプーン制作
生徒から
漆器がどういうものかは知っていましたが、たくさんの工程を手作業で作っていて、こんな大変な仕事をしている職人さんはすごいと思いました。講師の方が、良いものを作るには時間や手間がが掛かるとお話されていたことが印象に残り、私もやると決めたことは最後までやれるようになりたいと思いました。
左官
講師
岩下 勇氏 (有限会社 岩下工業 元専務) 信州ものづくりマイスター
内容
カラフルな泥団子づくり
生徒から
昔と今では壁の造り方は全く違っていて、蔵などの歴史ある建物は土を使っており、伝統的な仕事の大切さや職人のすごさを感じられました。泥だんご作りでは、講師の方がピカピカに仕上げていたので、同じように仕上げられるように夢中になってやりました。「中学3年生が本気で泥だんご!」という体験はとても印象に残りました。