消費動向調査結果(2020年 年末調査)
消費動向調査結果(2020年 年末調査)
『 ~ 県内消費者の今年を表す漢字は、「耐」が最多 ~ 』
県内消費者の今年を表す漢字
- 今年を表す漢字一文字は、1位「耐」、2位「忍」、3位「禍」、4位「病」、5位「苦」。
- 「耐」と「忍」はいずれも全体のおよそ1割が回答しており、新型コロナウイルス(以下、新型コロナという)に耐え忍んだ1年だったことがうかがえる。3位以下も、新型コロナに関連する漢字が多く並んだ。また、9位の「家」や11位の「静」、13位の「粛」、20位の「籠」からは、外出を控え自宅で過ごした様子もうかがえた。
2020年の出来事などについて
2020年印象の強かった出来事:全国、長野県内ともに新型コロナ関連の出来事が並ぶ
- 20年で印象の強かった全国の出来事は、1位「新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令」、2位「特別定額給付金10万円の支給」、3位「1月に国内で新型コロナウイルス感染者確認」などとなった。
- 長野県内で印象の強かった出来事は、1位が「2月に県内初の新型コロナウイルス感染者確認」となったが、地域別にみると北信では「イトーヨーカ堂長野店閉店」、南信では「各地の夏祭りや花火大会が中止」など異なる出来事が1位となった。
世の中の景気の見方について
- 21年の世の中の景気の見通しは、「悪くなる」が24.1%、「やや悪くなる」が23.9%と、半数近くが「悪化」を見込んでいる。
自身の生活(家計)の見方について
- 21年の自身の生活(家計)の見通しは、「良くなる」が1.0%、「やや良くなる」が6.4%となる一方、「悪くなる」が13.0%、「やや悪くなる」が27.3%となり、悪化するとの見方が多くなっている。
余暇の過ごし方について
- 20年の余暇の主な過ごし方では、「スマホいじり(SNS、ゲームなど)」、「庭いじり・園芸・家庭菜園」、「読書」など、家庭での過ごし方が上位となった。
商品・サービスの購入(利用)経験・意向について
- 近年話題を集める商品やサービスで、20年に比べ21年の購入(利用)意向が高いものは、「5Gスマホ」や「電気自動車(EV)」などとなった。
~ 調査から見る20年の振り返りと21年の展望 ~
- 今年を表す漢字、印象の強かった出来事いずれも新型コロナウイルスに関する回答が多かった。
- 21年の消費も、新型コロナウイルスの感染状況に影響され、慎重な姿勢が続くとみられる。
プレスリリース資料
- 消費動向調査(2020年 年末調査)(965KB)(PDF文書)
- 消費動向調査(2019年 年末調査)(967KB)(PDF文書)
- 消費動向調査(2018年 年末調査)(783KB)(PDF文書)
- 消費動向調査(2017年 年末調査)(553KB)(PDF文書)