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最終更新日: 2024年1月26日

2023年10-12月の現況と2024年1-3月見通し

秋の行楽シーズンは、天候に恵まれ、観光客需要は国内外ともに堅調だった。また、忘年会等の宴会需要は企業や団体の利用が増加した。今後も、人手不足の影響が予想されるが、本格的な冬季シーズンとなり宿泊施設・旅客ともにスキーなどによる外国人観光客の需要が増加することで、スキー場周辺地域を中心に利用客の増加を見込む。

旅客は、人手不足の影響が予想されるが、ウインタースポーツを目的とした外国人観光客や国内の団体利用客の需要が見込まれ、利用客数の増加を見込む。
宿泊施設は、スキー場周辺地域を中心に需要の増加が見込まれる。また、新年会や送別会などの宴会需要は、堅調に推移する見通し。 
 

2023年7-9月の現況と2023年10-12月見通し

夏季行楽シーズンにより、国内外からの観光需要は堅調だった。また、燃料費や電気料金など各種コストは増加したものの、販売価格への転嫁により収益を確保した。今後は、秋の行楽やウィンタースポーツによる観光需要に加え、年末に向けて忘年会等の宴会需要の増加が見込まれる。ただ、人手不足による需要の取りこぼしが懸念され、収益は伸び悩むことも予想される。

旅客は、観光客の増加や帰省による利用が期待され、利用客数の増加を見込む。
宿泊施設は、国内外からの観光客を中心に堅調な利用が見込まれるほか、年末の忘年会など企業・団体による宴会需要が増加する見通し。 
 

2023年4-6月の現況と2023年7-9月見通し

5月の大型連休の日並びの良さに加え、新型コロナの感染症法上の分類が5類に移行したことで、国内外ともに観光需要は堅調だった。また、燃料費や電気料金など各種コスト増加に対しても価格転嫁が進み収益を確保した。今後は、夏季行楽シーズンを迎え観光需要の増加が見込まれるが、旅客を中心に人手不足が深刻化しており、売り上げを下押しする見通し。

旅客は、お盆休みを中心に観光での利用増加が見込まれるほか、高速バスによる帰省客の利用が期待され、利用客は堅調な見通し。
宿泊施設は、国内外からの観光利用増が見込まれるほか、出張等のビジネス利用も増加する見通し。 
 

2023年1-3月の現況と2023年4-6月見通し

全国旅行支援やスキー客を中心としたインバウンドの増加から観光需要は堅調だった。ただ、各種コスト増加に伴う収益環境の悪化や人手不足の影響が業況を下押しした。今後は、5月の大型連休の日並びの良さに加え、新型コロナの感染症法上の分類見直しに伴い観光需要は高まるが、収益環境や人手不足の面から大幅な業況改善には至らない見通し。

旅客は、大型連休を中心に利用増が見込まれるほか、修学旅行等の団体利用の持ち直しが期待され、利用客数は増加する見通し。
宿泊施設は、全国旅行支援が6月まで延長されることもあり、大型連休や週末を中心に予約は上向き、利用者数は堅調に推移する見込み。 
 

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