貨物

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最終更新日: 2021年1月27日

2020年10-12月の現況と2021年1-3月見通し

昨秋以降、工業製品の生産や輸出に持ち直しの動きがみられ、貨物需要は最悪期の状況からは脱した。ただ、新型コロナ以前の水準には戻らず、運送量は引き続き低調を見込む。

生産用機械の運送量は、新型コロナの影響に伴う設備投資の見直しや縮小が継続し、例年を下回る見通し。自動車部品・電子部品関連は、中国など海外向け製品の生産が増加傾向にあるものの、全体として力強さに欠け、荷動きは依然として低水準にとどまる見込み。
食品関連は、内食需要が堅調で家庭用の飲料や加工食品などの荷動きは安定推移が見込まれる。一方、観光や宿泊など外食向けの運送量は引き続き低調な見通し。衛生用品など日常的に使用する雑貨・消耗品類は、底堅い荷動きを維持するとみられる

2020年7-9月の現況と2020年10-12月見通し

新型コロナの影響に伴う生産や輸出の落ち込みにより、工業製品を中心に貨物需要は減少が続いた。今後は、全体の運送量は低水準ながら、一部に底打ちの動きも見込まれる。

生産用機械の運送量は、新型コロナの影響で設備需要が減少し、完成品・関連部品ともに荷動きは鈍い見通し。自動車部品・電子部品関連は、全体の荷動きは低い水準にとどまるが、中国など海外向けの需要に底打ちの動きがみられ運送量はやや上向く見込み。
食品関連は、内食需要に支えられて日常的に消費する飲料や加工食品などを中心に大型小売店向けの荷動きは安定的に推移する見通し。しかし、観光や宿泊などの外食需要は力強さに欠け、食品全体の運送量も例年を下回るとみられる。

2020年4-6月の現況と2020年7-9月見通し

新型コロナの影響に伴う生産活動の停滞により、工業製品を中心に貨物需要は減少した。需要の回復には長期間を要するとみられ、当面、運送量の落ち込みは継続する見込み。

・生産用機械の運送量は、新型コロナの影響による海外需要の落ち込みが大きく、完成品の出荷が少量にとどまる見込み。自動車部品関連は完成車メーカーで生産が再開されているものの、需要の回復力は弱く、運送量は低調に推移する見通し。
・食品関連は、スーパーマーケット向けの荷動きが堅調に推移するとみられる。飲料も夏場に向けて輸送機会は増えるが、新型コロナの影響から観光地や宿泊施設などに向けた貨物需要は落ち込みが続き、総じて例年を下回る運送量が見込まれる。

2020年1-3月の現況と2020年4-6月見通し

新型コロナの影響に伴い輸出製品を中心に運送量は落ち込んだ。今後も工場の稼働停止や稼働率低下を受け、工業製品を中心に運送量は減少する見通し。こうした中で、定期便は運送量に限らず運行を確保する必要があり、ドライバー不足・車両不足は続く見込み。

・生産用機械の運送量は、米中貿易摩擦に加えて新型コロナの影響に伴う需要減少が続き、国内・海外向けともに前年を下回る見通し。自動車部品関連も中国関連の輸出入の停滞で需要が大きく減少し、運送量は前年を下回るとみられる。
・食品関連や日用品は、レトルト食品やトイレットペーパーといった一部の製品で買いだめが発生するなど増減の変化が激しいものの、総じて堅調な運送量を見込む。

  

 

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