貨物

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最終更新日: 2024年1月26日

2023年10-12月の現況と2024年1-3月見通し

貨物量は総じて低調だった。食品・雑貨類は年末にかけて安定的な貨物量となったが、工業製品は自動車部品等の荷動きが改善したものの、海外需要の鈍化に伴い輸出品が低調だった。今後も海外向けの工業製品を中心に需要は弱く、全体の荷動きは低調な見込み。業界では「2024年問題」への対応に伴う荷主との運賃交渉を進めるが、各種仕入コストや人件費の増加分を補う価格転嫁は遅れがみられ、収益環境は厳しい見込み。

工業製品では、自動車部品は完成車メーカーの増産に伴い貨物量の増加を見込むが、生産用機械や電子部品は中国関連の輸出が落ち込み、低調な荷動きとなる見通し。
食品関連や雑貨類は、製品価格値上げによる需要減も見込まれるが、底堅い貨物量を見込む。
 

2023年7-9月の現況と2023年10-12月見通し

食品・雑貨類は安定した出荷量となったが、工業製品が海外需要の鈍化に伴い輸出品の荷動きが落ち込み、全体の荷動きは低調だった。今後も、機械類や電子部品等を中心に需要は弱含み、全体の荷動きは低調に推移する見通し。貨物各社では残業上限規制(2024年問題)への対応に伴う荷主との運賃引き上げ交渉を進めるが、各種コストの増加分を補う貨物量の確保や価格転嫁は難しく、厳しい収益環境が続く見込み。

工業製品は、生産用機械や電子部品を中心に中国向けなどの輸出が落ち込むとみられ、貨物量は低調な見通し。
食品関連や雑貨類は、製品値上げの影響はあるものの、需要は堅調で底堅い貨物量を見込む。
 

2023年4-6月の現況と2023年7-9月見通し

自動車部品は半導体不足による完成車生産の遅れが徐々に和らいだが、生産用機械や食品・雑貨類などの貨物量は伸び悩み、全体の荷動きは低調だった。今後、自動車部品等の貨物量は上向くが、全体の荷動きは低調な見通し。また、燃料費や人件費など各種コストの増加に加え、24年4月から適用される残業上限規制(2024年問題)への対応に伴う新たなコスト増が見込まれ、収益環境は厳しさが続く見通し。

生産用機械の荷動きは、輸出関連需要の落ち込みから低調を見込む。自動車部品は、部材や半導体の供給が回復して生産・出荷が上向くとみられ、荷動きは改善する見通し。自動車部品は、部材や半導体の供給が回復して生産・出荷が上向くとみられ、荷動きは改善する見通し。
食品関連や雑貨類は、商品の値上げに伴う需要鈍化の影響により貨物量は低調な見込み。
 

2023年1-3月の現況と2023年4-6月見通し

部品不足等の影響で工業製品の出荷が鈍く、貨物量は伸び悩んだ。さらに、ドライバー不足によるトラック稼働率の低迷や、各種コストの上昇による収益圧迫もあり、業況は不調だった。今後も、世界経済の減速に伴う工業製品を中心とした輸出の落ち込みや、食料品などの値上げに伴う需要減などの影響から、荷動きは弱いとみられる。

生産用機械は、世界経済の減速などに伴い完成品の出荷が弱含み、貨物量も伸び悩む見通し。自動車部品は、完成車メーカーの系列等によって濃淡はあるが、総じて部材や半導体の不足が生産を下押しし、荷動きは弱い見込み。
食品関連や雑貨類は、相次ぐ商品の値上げに伴う需要鈍化により弱い荷動きとなる見通し。
 

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