民間工事
2025年1-3月の現況と2025年4-6月見通し
民間企業の建設投資は、製造業の工場建設などを中心に安定した工事量となった。新築住宅は、分譲マンションなどの需要は底堅いものの、資材価格の高止まりによる建設コスト増加などの影響から注文住宅が減少し、総じて着工戸数は低調だった。今後も住宅着工は低調なものの、民間企業の建設投資は底堅く、全体では安定的な工事量を見込む。
・民間企業の建設投資は、製造業の工場建設や社屋・倉庫の新増設などを中心に、安定した工事量となる見込み。
・住宅関連は、分譲マンションなどの需要は堅調だが、建築コスト高の影響により、注文住宅需要の減少が続き、着工戸数は引き続き低調な見込み。
2024年10-12月の現況と2025年1-3月見通し
民間企業の建設投資は、製造業の工場新増設工事を中心に堅調な工事量となった。新築住宅は、分譲マンション等の需要は底堅い一方、建築コスト上昇の影響で注文住宅の受注は減少し、総じて着工戸数は低調だった。引き続き材料費や労務費は上昇傾向にあるものの、企業の建設投資を中心に底堅い工事量が見込まれる。
・民間企業の建設投資は、製造業の工場新増設工事や、商業施設の新設に伴う工事を中心に、引き続き安定した工事量となる見通し。
・住宅関連は、分譲住宅やマンションは市街地、リゾート地で堅調な需要がある一方、注文住宅は建築コスト上昇の影響による受注減少が続き、着工戸数は低調な見込み。
2024年7-9月の現況と2024年10-12月見通し
民間企業の建設投資は、製造業などで工場等を新増設する動きがみられ、底堅い工事量となった。新築住宅は、マンションの受注は底堅い一方で、建築コストの高止まりにより注文住宅の受注が減少し、総じて着工戸数は低調に推移した。今後も建築コストの高止まりは続く見通しであるが、企業の建設投資を中心に、全体では堅調な工事量を見込む。
・民間企業の建設投資は、工場や倉庫、宿泊施設の新増設工事や、商業施設の新設に関連する工事などにより、堅調な工事量となる見通し。
・住宅関連は、リゾート地や市街地における分譲マンションや建売住宅の受注は底堅いものの、建築コストの高止まりによる注文住宅の受注減少から、着工戸数は低調な見通し。
2024年4-6月の現況と2024年7-9月見通し
民間企業の建設投資は、工場や倉庫の新増設工事を中心に、安定した工事量となった。新築住宅は、資材価格や人件費などの建築コスト高止まりによって注文住宅の需要減少が続き、総じて着工戸数は低調だった。今後もコストの高止まりは続く見通しだが、企業の建設投資を中心に底堅い工事量が見込まれる。
・民間企業の建設投資は、工場や倉庫の新増設工事や、商業施設の新設に伴う工事などにより、引き続き堅調な工事量を見込む。
・住宅関連は、建売住宅や分譲マンションの需要は底堅いものの、建築コストの高止まりによる注文住宅の受注減少が影響し、着工戸数は低調な見通し。
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