白馬の良質な天然水を活用した“美食旨口水”「翠-SUY-」
オーブス 株式会社

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最終更新日: 2019年3月8日

 オーブス株式会社は、1990年9月に兵庫県西宮市で創業し、96年6月、良質な天然水と自然界の浄水システムを持つ白馬村へ本社を移しました。自然界の「水」の特性を利用した独自の製法による「オーブス高密度安定純水」を利用し、これまで、工業用、農業用、食品用の原材料水のほか、化粧品・医薬部外品の原材料水や飲料水の開発・製造・販売などを手掛けてきました。
 このたび、20年以上にわたって培ってきた天然水の科学的な分析・抽出技術や飲料水製造の集大成として、日本酒やワインのように料理と一緒に楽しめる高級清涼飲料水の新ブランド「美食旨口水(びしょくうまくちすい)『翠(すい)-SUY-』」を開発し、2018年から取り扱いを開始しました。

二つの地下水からなる良質な天然水

 白馬村の大出地区では、地表から地下400mに蓄積する玉石混じりの砂礫に貯水された高密度できめ細かい天然水と、地殻プレートの動きによって地下数十km~百kmから押し上げられるスラブ起源水との混合水が湧き出ており、この地域ならではの良質な天然水を活用して、おいしく飲める水に仕上げています。
 特徴は、地下水に大量に含まれる鉄分を取り除くことで臭みを消し、天然の植物・鉱物に由来する微量のミネラルを配合することで旨味を増幅させたことです。水道水などに比べ口当たりが良く、さまざまな料理と共に味わいを楽しむことができます。

  

原水とする白馬の水は学術的に特殊なものであることが知られている。
スラブ起源水とは、地中奥深く数十km~百kmの地殻に含まれた水が、地殻プレートの動きにより地表に押し上げられている水。

▲大自然の循環システムが生み出す良質の天然水                           

至高品を求める方に老舗百貨店で魅力をアピール

 「翠-SUY-」の販売に当たり、本製品が追及する健康志向や高級志向を踏まえ、メインターゲットを都市部の富裕層に設定しました。そして、白馬商工会が首都圏で開催した「ブランド品商談会」への参加をきっかけに販路を開拓し、18年夏から老舗百貨店松屋の銀座店で販売を開始しました。
 他の飲料商品と差別化を図るため、通常の食料品売り場ではなく、日本酒やワインなどの高級酒を取り扱うフロアに販売スペースを設けました。期間限定の試飲イベントを何度か実施し、同フロアで販売するブランデーやウイスキーを飲む際のチェイサー(口直し用飲料)としても魅力をアピールしました。加えてインターネットやSNSを通じ製品情報を発信し、新たな顧客を確保しています。

増産体制を構築し、国内外へ販売を広げる

 今後は、白馬村内に新たな研究・開発拠点を設立するとともに、本製品の増産体制を構築する予定です。販路についても、19年の春以降、松屋以外の百貨店等に広げるほか、欧米を中心に海外販売にも取り組んでいくといいます。
 「白馬村の自然環境によって育まれた良質な天然水からつくった『翠-SUY-』を、食事や水にこだわりを持つ世界中のお客様に楽しんでもらいたい」と、岸社長は次のステージへの思いを熱く語ってくれました。
 

「翠-SUY-」はこだわりの贈答品にも最適。
1本720mlで1,500円(税抜)
2本セットの贈答用箱入りは3,600円(税抜)

 

オーブス 株式会社

 

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