贈り物などに最適なスペシャルティコーヒーのドリップバッグ
株式会社 丸山珈琲

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最終更新日: 2019年1月10日

 株式会社丸山珈琲は、1991年に軽井沢で創業した。その後、2001年に産地から直接コーヒー豆を買い付け始め、質の高い焙煎、抽出、提供を全て自社で行うことでスペシャルティコーヒーという分野の草分け的な存在となりました。現在は、セミナーも積極的に開催してファンを広げています。
 スペシャルティコーヒーとは、地理条件(標高、平均気温、平均降水量)の良い産地で、木の健康状態が保たれ、整った収穫・生産処理システムなどのもとで、注意深く生産された豆を使ったコーヒーのことです。簡単に言うと、トレーサビリティー(生産履歴)が明確で個性的な風味特性を持ち、何より飲んでおいしいと評価されたコーヒーです。

産地に足を運び良質な原料を購入

 丸山健太郎社長は、創業以来、おいしいコーヒーには焙煎こそ重要と考え、知識や技術を追求してきました。しかし、2000年頃、米国で湧き上がった「スペシャルティコーヒー」という全く新しいコーヒーの存在を知りました。そうした中、原産地を訪れる機会があり、栽培や収穫などの管理がコーヒーの品質を左右することを改めて痛感しました。産地では、良質の豆を求め欧米のバイヤーが産地獲得競争を繰り広げている現実も肌で感じることとなりました。
 こうして、まず良質の原料を入手することが重要であると考えを変え、産地を訪問して良質な原料を直接購入する仕組みを作りました。この手法が業界に注目され知名度が高まりました。 

▲焙煎工場のある丸山珈琲小諸店                                        
      県内6店舗、東京都内の3店舗を含む11店舗を展開

バリスタを育成し世界チャンピオンに

 産地からお客様のカップ一杯に至る全てのプロセスに密接に関わる同社にとり、豆の個性に合わせて焼き方を変えるロースター(焙煎人)とともに重要な役割を担うのがバリスタです。カウンターに立ちお客様から注文を受けてコーヒーを抽出する専門家であり、お客様にコーヒーの魅力を伝える最後のメッセンジャーです。そのためバリスタの育成に力を注ぎ、バリスタの腕を競う国内の競技大会(ジャパンバリスタチャンピオンシップ)で09年に初めて優勝者を出し、14年には国際大会(ワールドバリスタチャンピオンシップ)で優勝しました。こうして世界1位のバリスタが誕生するに至り、同社は日本を代表するスペシャルティコーヒー店の地位を確立したのです。

贈り物に最適なドリップバッグ 

 もっと多くの方に楽しんでほしいと、3年程前にドリップバッグを発売しました。おいしい上に手軽な点が贈答ニーズにもマッチして好評を博しています。WEB を通じて海外からの引き合いもあります。大切な方への贈り物に最適で2月のバレンタイン需要にも対応していきます。
 今後は、リキッドコーヒー(紙パックのアイスコーヒー)の本格販売も予定しています。「コーヒー関連商品を充実させ、もっと多くの方に、おいしいスペシャルティコーヒーを手軽に楽しんでもらいたい」と丸山社長の挑戦は続きます。
 

▲贈り物に最適な丸山珈琲のドリップバッグ 

株式会社 丸山珈琲

 

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