パチンコホール

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最終更新日: 2018年12月10日

 

  最近の業界動向

  • パチンコ業界はかつて「30兆円産業」と呼ばれ、大きな市場規模を誇っていた。しかし、2017年に売上高は20兆円を割り込んでいる。
  • パチンコは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(以下、風営法という)に基づく許可産業である。大きく勝ちにくくなるゲーム性に規制強化が進んだ結果、ギャンブル性を求めているユーザーのパチンコ離れが進んでいる。また、年齢別のパチンコ行動者(参加)率は、20代、30代を中心に低下している。 

年齢別のパチンコ行動者率推移

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 長野県内の動向

  • 県内のホール数は、07年以降減少が顕著となっている。一方で、1店舗あたりの遊技機数は一貫して増加しており、大規模店が増加していることがうかがえる。
  • ユーザーがパチンコを行う理由は「実益」以外にも「ストレス解消」や「遊びとして楽しい」等があげられる。こうしたユーザー向けに、店舗の大規模化により、人気のある機種を多く取り揃えるだけでなく、「音の緩和」や「分煙」など遊技環境の改善や、カフェ、無料漫画コーナー等の併設といった遊技以外でも楽しめる環境を整えることで、誘客を図る工夫もみられる。(詳細は経済月報2018年12月号をご覧ください)

 店舗数と1店舗当たり遊技機数(長野県内)

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