「明るい」「安心」「三世代」のアミューズメント施設「APINA」 
株式会社 共和コーポレーション

印刷

最終更新日: 2018年5月10日

   株式会社共和コーポレーション(長野市)は、株式会社YAZ アミューズメント、株式会社シティエンタテイメントの3社でグループを形成し、アミューズメント施設を運営しています。
それぞれ「APINA(アピナ)」、「YAZ(ヤズ)」、「GAMECITY(ゲームシティ)」の名で、長野県を中心とした信越のほか、関東、北陸、東海、近畿、北海道などで、47店舗を展開しています。
 2018年3月には、中核企業である株式会社共和コーポレーションが東証二部に上場し、知名度の向上とともにさらなる店舗網の拡大を目指しています。
 

 三つのテーマで幅広い顧客層を掴む

 これまでのゲームセンターといえば、暗くて外から見えず施設に入りにくい閉鎖的な雰囲気があったが、同社は「明るい」「安心」「三世代」の三つをテーマに店舗作りを行い、幅広い顧客層
を掴んでいます。
 店舗の特徴は、まず、ガラス張りでオープンなことです。店舗内の様子が外から見えることで、安心して来店してもらえます。
 また、各店舗には正社員の店長、副店長を配置し、アルバイトを含めた従業員に対しても顧客満足度の改善に向け教育を徹底しています。こうした取り組みにより、小さな子供にも目配りができる体制を整え、来店客に安心して楽しく過ごしてもらえる空間を提供しています。従業員とのコミュニケーションを楽しみに来店してくれる顧客も多くおられます。
 さらに、カップル、ファミリー、三世代で来店できる店舗を目指しています。明るく清潔な店舗には、幅広い層が楽しめるように子供から若者に人気のクレーンゲーム、中高年層に人気のメダルゲームなど、多種多様なゲーム機がバランスよく配置されています。特に最近は、高齢者にも楽しんでもらえるように人気のメダル機を全店舗の9割に設置しています。半日程度、夫婦で楽しむ顧客も多く、憩いの場ともなっています。

 ▲アピナ長野川中島店

 店舗間の回遊性を生む店舗毎の楽しさ

 同社では、クレーンゲームで使用する景品の大部分を各店舗の方針で決定しています。そのほかゲーム機も定期的に入れ替え、店に変化をつけるなど、それぞれの店舗で特徴を出す工夫を行っています。 こうしたことがファンの確保にもつながっています。ファン同士で情報交換し、普段通っているアピナとは別の店舗に行き、異なる魅力を楽しむ顧客も多い。中には県をまたいで訪れるようなファンもいるといわれます。

さまざまなゲーム機で 魅力的な空間を演出

 同社は、アミューズメント機器メーカーの傘下に属さない独立系の業者であるため、さまざまなゲーム機メーカーの新製品や最新機種を取り揃えることができます。そのため、店舗づくりの幅が広げられ、魅力的な空間を演出できることが強みとなっています。
 コミュニケーションが楽しめる総合アミューズメント施設の拡大を目指し、今後は関東等への店舗拡大を強化していく方針です。

川中島店の店内風景

▲アピナ長野川中島店の店内
 

 株式会社 共和コーポレーション

このページに関するお問い合わせ

産業調査

電話番号:026-224-0501

FAX番号:026-224-6233