「働き方改革」をITソリューションでトータルサポート
株式会社 アドヴァンスト・インフォーメイション・デザイン

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最終更新日: 2018年3月9日

   株式会社アドヴァンスト・インフォーメイション・デザインは、金融機関向けの基幹業務システムなどの開発を主力とする独立系のシステム開発会社だ。自社開発ソフトに加え、他社のソフトも製造・流通など幅広い分野で取り扱い、最適なITソリューションを提供しています。


▲ 本社外観
 

単純・反復作業の事務処理を自動化するRPA 

  2018年2月、新たなソリューションの一つとして、NTT グループが開発した自動化ソフト「WinActor」が加わりました。このソフトは、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)と呼ばれ、パソコン上で行うさまざまな事務処理の自動化ニーズに対応できます。
 具体的には、エクセルなどへの入力作業をはじめ、インターネットからの情報収集や、業務システムへの登録・更新作業など、パソコン画面上で行われるさまざまな操作を自動化するソフトである。既存システムに手を加えずに効率化できるため、生産性向上を目的に、大企業を中心に利用が広がっています。 

シナリオ作成が容易であらゆるソフトに対応

 使い方は簡単です。図表1のように、自動化したい操作を「アクションパネル」から選択し、個別の作業項目を組み合わせて一連の操作の「シナリオ」を作成します。この作業は、実際に作業者が行うパソコン操作そのものをソフトに記録させることでもできます。これにより作業者が行っていた作業をソフトが正確に再現し、かつ短時間で大量の処理を行えるようになります。
 また、操作の流れが画面上に示されるため業務の「見える化」にもつながります。対象ソフトは、Windows 端末の各種ソフトはもちろん、個別のシステムなどあらゆるソフトの操作が自動化で
き人為的ミスをなくすこともできます。
 
 

 

▲図表1 自動化のための「シナリオ」作成画面 

 

受注業務の作業時間を大幅削減、入力ミスはゼロに

  受注業務におけるシステム投入( 入力) の自動化」の事例を紹介しよう。受注業務の中には、顧客からの受注情報を受注リストにまとめ、その内容を元に受注システムへ投入(入力)する作業があります(図表2)。従来手作業で行っていたこの投入作業と、その後の承認依頼メールの通知をWinActor で自動化したところ、作業時間が30~40%削減出来た上、入力ミスがゼロになりチェック作業が不要となるなど承認手続きの効率化も図られました。

 

図表2 受注業務におけるシステム投入の自動化の例

手軽に安価に導入できるメリット

  ソフトの価格は、シナリオ作成ができるフル機能版がパソコン1台につき年間90万8千円(税別)、構築したシナリオの実行のみ行える実行版は24万8千円(税別)と導入しやすい価格となっています。現在、60日間無料トライアルを実施しており、まずは自社の業務でどの程度活用できるのか試すことができます。
 生産性向上が大きな課題となる中、こうしたソフトは「働き方改革」の強い味方となります。ソリューションシステム部の片桐洋部長は「顧客企業毎に異なるさまざまな課題に対してコンサルティングから導入・フォローまでトータルサポートしたい」と語り、1社でも多く県内中小企業の課題をITで解決していきたい考えです。

 

株式会社 アドヴァンスト・インフォーメイション・デザイン

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