“想い”をかたちにする「コープデリ」の宅配サービス
生活協同組合 コープながの

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最終更新日: 2017年11月10日

  

 生活協同組合コープながのは、インターネット注文を含む宅配や店舗等を通じて、多くの組合員にさまざまな商品・サービスを提供しています。今年設立25周年を迎え、組合員数は2017年9月末時点で県内総世帯数の3分の1にあたる約30万人まで拡大しています。
 売上高の9割以上を占める基幹事業がコープデリ宅配事業です。県内12カ所の宅配センターを通じた配達網が構築され、18年3月には、13カ所目となる「安曇野センター」(安曇野市)の竣工も予定しています。ここは中信地方で5カ所目の拠点となります。
 宅配センターの新設により、さらなる組合員の拡大が期待されます。

 宅配事業を支えるコミュニケーション力

 強みである宅配事業は、共働き世帯の増加などにより日中不在になる世帯や個人宅への直接配達の希望の増加に対応したものです。高齢者世帯、共働き世帯、乳幼児を抱える世帯など幅広い層に浸透しています。
 個別宅配には手数料が必要となりますが、子育て世帯・高齢者や障がいのある家族を持つ家庭には手数料を割引く「くらし応援割引制度」も用意しています。
 このように利用者が幅広い層で増加している理由には、各エリアの地域担当者の高いコミュニケーション力があります。一人ひとりに丁寧な応対を心掛けており、高齢者世帯の多い地域では担当者が訪問するのを心待ちにしている人も多いそうです。日々の宅配業務により強い信頼関係が築かれており、高齢世帯の見守りにつながることもあります。同組合は、現場の担当者の人材育成に今後も一層力を入れていく考えです。 

ラインナップがさらに充実した「商品カタログ」

 「コープデリ」の宅配サービスは、ウィークリーコープとデイリーコープの2種類があります。このうち、カタログが週1回届くウィークリーコープは、取り扱う商品が5,500品目以上にのぼります。

 その中心になるのが「ハピ・デリ!」というカタログで、コープデリの人気商品を揃えたものです。特徴的なのがコープの産直です。コープがイチ押しする各地の産直商品について、生産者の思いやこだわりを掲載しています。そしてこの10月より、「ハピ・デリ!」を2種類に分けました。1つは従来からのもので、もう1つが小学校低学年くらいまでの子育て世代を応援する「ハピ・デリきらきらkids !」です。また、リニューアルした「きらきらWEB for Baby」というカタログは、5歳くらいまでの子どもを育てる家族が必要とする商品が充実しており、月齢ごとのおすすめ食材や離乳食レシピなどの情報も好評を博しています。また、食物アレルギーに配慮した食品も提供しています。

 このほかオーガニックニーズに応じた「VieNature」や高齢者向けの「いきいきくらす」、全国や県内各地域のこだわりの食を揃えた「ぐるめぐり」など、暮らしや世代・嗜好に合わせたさまざまなカタログを提供しており、購入者の好みにあったカタログづくりを進めています。
 「組合員の声にしっかりと耳を傾けるとともに、安全、安心な商品を開発し、くらしや地域に貢献していきたい」とサービスをさらに充実させていく方針です。
 


 

▲子育て世代を応援する「ハピ・デリきらきらKids !」



▲リニューアルした「きらきらWEB for Baby」


 

生活協同組合 コープながの

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