企業は如何にして成長パラノイアを克服していくか
~ 企業理念の構築と実現により、品性のある企業を目指すこと ~

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最終更新日: 2017年2月27日

 人間の欲望が社会を突き動かしていくのは事実ですが、昨今の様々な企業不祥事を見るにつけ、あまり既存の価値観で背伸びした成長を求めると“成長パラノイア”に陥ってしまうのではないかと懸念し、警鐘を鳴らす意味で本論文を書きました。
 この成長パラノイアを克服するには、あるべき社会・企業の姿を求めて不断の努力を積み重ねていく道しかありません。
 あるべき社会の姿として、自然科学と人文・社会科学のバランスのとれた国家理念の必要性を述べるとともに、あるべき企業の姿として改めて企業理念の必要性について言及いたしました。
 次世代社会を切り拓いていくには、革新的技術と発想をもって今までと違った価値を生み出し、社会インフラをそして我々のライフスタイルを大きく変えていくことが必要だと思います。
 2014年4月号の創立30周年記念論文と2016年2月号の特別論文をうけて、本論文で自説を論じたいと思います。

 

経済月報2017年2月号 特別論文「企業は如何にして成長パラノイアを克服していくか」(PDF文書)

経済月報2014年4月号 創立30周年記念論文「21世紀の経済社会と企業経営」(PDF文書)

経済月報2016年2月号 特別論文「我々はいかにして成熟期の経済を乗り越えていくのか」(PDF文書)