「第14 回長野オリンピック記念長野マラソン大会」に伴う経済波及効果(2012年7月)

2012年独自アンケート調査

 

「第14 回長野オリンピック記念長野マラソン大会」に伴う経済波及効果(2012年7月)(212KB)(PDF文書)

 

<調査概要>

  • 2012 年4 月15 日(日)に、「第14 回長野オリンピック記念長野マラソン(以下、長野マラソン)」が開催され、過去最高となる8,769 人のランナーが出走した。完走者も7,664 人と過去最多を更新し、応援観客も25 万人を集め、例年以上に大きな盛り上がりをみせた。
     
  • 長野経済研究所では、長野オリンピック記念長野マラソン大会組織委員会からの委託を受け、長野マラソンの開催に伴う経済波及効果を算出した。参加したランナーに対するアンケート調査(サンプル数1,502)などを基に消費支出額を推計し、2005 年長野県産業連関表を用いて経済波及効果を算出した。
     
  • その結果、経済波及効果の合計は9 億5,330 万円と推計された。アンケート結果によると、参加したランナーの77.0%が宿泊している。県外居住者が半分以上を占めており、宿泊代や飲食代等の付随的な支出が発生し、地域での消費に結びついたと思われる。他の地方都市マラソン(別府大分マラソン、愛媛マラソン、下関マラソン)と比べても経済効果は高く、地域経済へのプラス効果は大きかったといえる。

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