加工用野菜等供給体制構築に係るコンサルティング

当地域で生産された野菜等を加工・供給するにあたり、実態調査・分析や先行事例等の紹介など、事業展開に係る支援等を行います。

問題認識

近年、食に関する多様化の影響から、野菜の国内消費量・生産量は減少を続けています。 単身世帯の増加や女性の社会進出といった要因から、食事を外食で済ませたり、加工品や惣菜を購入して家で調理する中食で済ませたりと、食の外部化が進んでいます。 これらの理由から、近年では野菜等に占める加工・業務用の需要が高まっており、加工・業務用野菜のニーズへの対応や販路開拓は重要になっています。

ご提案ポイント

1. 加工・業務用野菜等の生産拡大を図っていくため、主な実需者である食料品製造業者や飲食業者等の食品関連企業の動向やニーズを把握し、マーケットイン型の生産体制の確立を支援します。
2. 食品関連企業と地域内の生産組織（生産者、農業法人、集落営農組織、農協等）との商談やマッチングを継続的に支援する仕組みや整備をサポートします。

サービス概要

食品関連企業のニーズに関する基礎資料の提供と、将来的にマッチングを図る食品関連企業とのネットワーク構築を支援します。 県内外の食品関連企業を対象としたアンケート調査とヒアリング調査を中心に、求める品目や数量、取引形態などの加工用野菜に関するニーズや、地域内の生産組織等との取引意向を確認します。 調査で得られた情報を、地域内の生産組織との情報共有化や取引開拓に活用するためにデータベース化を行います。

業務の進め方