地域資源活用モデル構築支援サービス

地域資源の観光活用を考えている自治体に対して、地域資源の評価と発掘についての調査を行い、活用事業等の策定支援を行います。

問題認識

  • 長野県は、豊かな自然のもとで名所・旧跡、歴史遺産、さらには食、文化など有形・無形の地域資源に溢れています。しかしながら、地域資源がどのくらいの価値を持っているのかが計られていない可能性があります。また、その地域に住んでいる人が、その地域の資源を知っているか、どんな価値があるのかを知らないケースも多いと考えられます。
  • そこで、消費者や観光客のニーズ、世の中のトレンドといった外部価値観の把握、消費者等に知ってもらうための情報発信方法も踏まえて、地域資源の活用策を探ることが重要です。
  • 地域資源の活用策の検討にあたり、高いオリジナリティーやストーリー性を磨き上げて、その潜在的な価値を高めていくことが必要であり、今後は住民と外部評価者、専門家等も交え、コンセプトを明確にして進めていくことが一層重要になると言えます。

ご提案ポイント

  1. この地域資源活用モデル構築支援サービスとは、地域資源を適正に評価し、さらには発掘をし、主に観光面に有効活用することによって、地域の活性化に結びつけようとするものです。
  2. 基礎調査として、地域資源を「農産品」「加工品」「名所・旧跡」「文化・風習」などといったいくつかのカテゴリーで分類し、それを自治体、経済団体(農協・商工団体等)がどのように活用してきたかを整理し、評価します。
  3. 住民への認知度アンケートを実施し、地域資源に対する文化的・経済的な評価を定性的に行います。必要に応じて、評価検討会を実施します。
  4. 大手旅行代理店や経済団体等へのヒアリングを実施し、観光活用の可能性を探ります。
  5. その上で、地域資源が観光活用される一定のモデルづくりのお手伝いをします。

サービス概要

  • 地域資源の潜在的な経済的価値を探ります。販売マーケットの選定、マーケットへのインパクト、付加価値性、将来性、異次産業への波及の可能性などを判断します。
  • 経済的価値は、資源自体が経済的価値を持っていなくても、例として、a)その資源があることで呼び込める潜在的観光客数×b)期待できる消費額、といったかたちで価値を探ります。
  • 地域のコンセプトを整理し、資源のストーリー性を磨くことにより、資源の商品化、観光への活用を提案し、経済効果(一次)を推計します。
  • 経済効果を推計することが本調査の最終目的ではなく、地域活性化にどうつなげていくかを提言させていただきます。
  • 自治体の観光振興策策定のお手伝いをいたします。

業務の進め方

 

このページに関するお問い合わせ

公共ソリューショングループ 地域ブランド・地域資源担当

電話番号:026-224-0504

FAX番号:026-224-6233