実践型経営支援者養成支援サービス

中小企業の経営支援を行おうとする者に対して、事業計画の策定指導などの経営支援の現場に同行させるなどにより、経営支援におけるノウハウや知識の習得を図るOJT研修を実施し、経営支援人材の養成を支援します。

問題認識

  • 長野県内には、高い技術力を持ちながらも経営課題を抱え、収益面で厳しい状況が続いている中小企業が多数存在しています。こういった企業の課題をいち早く解決し、大きく飛躍できるような経営支援ができる人材の必要性が高まっています。
  • 業績が低迷している企業に対する実態把握力、経営改善提案力を生かし、現場で実践的な経営支援力を発揮できる人材を養成していくことが求められています。

ご提案ポイント

  1. 中小企業の経営支援を行おうとする者に対して、事業計画の策定指導などの経営支援の現場に同行させるなどにより、経営支援におけるノウハウや知識の習得を図るOJT研修を実施します。
  2. 本研修では、ワークショップや製造現場研修から、現状把握・分析力、課題解決力、創造力、企画力、実践力、表現力、提案力など総合的なスキルを高め、地域企業をサポートできる真の能力を有する高度実践型支援者の育成を狙いとします。
  3. 研修対象者として、商工会・商工会議所の経営指導員のほか、中小企業診断士、中小企業団体中央会職員、社会保険労務士、製造業従事者などを対象としています。

サービス概要

  • 研修では、実際の工場現場での研修により徹底した原価低減の考え方と手法、現場で発生するロスの管理手法、時間観測法などの改善の進め方を実践で体得します。
  • 具体的には、事例研究、業界動向分析、経営診断手法を通じた経営計画策定手法のほか、販路開拓、新製品及びサービスの創出手法などを習得します。
  • こうしたカリキュラムを提供することで、中小企業の課題発見、経営改善提案が実践できる人材の育成を図るとともに、地域の中小企業全体の経営力強化に寄与したいと考えます。

業務の進め方

<調査フロー>

研修名:中小企業の現場改善及び経営支援実践研修

研修プログラムイメージ
1日目

「業界の特性、他産業との違い」、「管理手法」

  • 業務の流れ(受注から出荷まで)、各部門の役割
  • 業種ごとの特徴・動向
  • 生産性向上及びコストダウンの方法
  • 管理手法(生産管理、品質管理、原価管理等)
1日目

「業界の特性、他産業との違い」、「管理手法」

  • 業務の流れ(受注から出荷まで)、各部門の役割
  • 業種ごとの特徴・動向
  • 生産性向上及びコストダウンの方法
  • 管理手法(生産管理、品質管理、原価管理等)
2日目

「経営実態把握」

  • 経営実態把握のポイント
  • 事業分析、業務分析、財務分析
  • 現場の状況、管理レベルの把握
  • 工程改善・業務改善
3日目

「経営戦略、アクションプラン」

  • 戦略的経営とは
  • 外部環境・内部環境の分析
  • クロスSWOTから戦略を策定手法
  • 業界動向から仮説設定
  • 新事業・新サービス創出手法
  • アクションプランへの落とし込み
  • 演習「事例より経営改善計画を作成」
4日目
5日目
6日目

「企業訪問、経営実態把握」3社(製造業、小売業、サービス業)

  • 訪問企業の業種の特徴及び分析ポイントの解説
  • 工場視察(現場観察、社長ヒヤリング)
  • 質疑応答
7日目

「ワークショップ:研修生経営診断プレゼン」

  • グループごとに経営改善計画書作成
  • グループ発表
  • まとめ、講評、目標到達度確認

<研修実施風景>

このページに関するお問い合わせ

公共ソリューショングループ 産業人材育成担当

電話番号:026-224-0504

FAX番号:026-224-6233