教育現場における実践的教育カリキュラム導入支援サービス

産業人材の育成において、県内の産業界をはじめ関係機関と連携し工業高校等での実践的教育カリキュラム導入を支援します。

問題認識

  • 長野県内においても、就学期におけるいわゆる「理科離れ」の影響により、若年者のキャリア形成の段階において、ものづくりの魅力や将来性を体感する機会が少なくなっています。
  • こうした影響も受け、県内中小企業において若年技能者の不足に拍車をかけている要因となっているといえます。そのため、就職の前段階で、若年者にものづくりの体験や初歩的な技能習得の機会を提供できるかが課題となっています。
  • 今後は工業高校等を中心に産業界と協働し、地域の産業界で活躍できる人材を効果的に育成していくことが重要といえます。

ご提案ポイント

  1. 地域の産業界で求められる人材ニーズを調査し、工業高校等の教育現場で求められるカリキュラムの作成を支援します。
  2. 加えて、企画したカリキュラムを外部専門家と連携し、現場で導入するための支援も行います。
  3. モデル研修の実施後には、参加した学生や協力企業等へアンケート調査を行い、研修に対する理解度や今後に生かせるか、満足度等を測定し、今後本格導入に向けた課題を明らかにします。

サービス概要

  • 技術者等による学校での実践的指導のほか、企業現場での研修、教員向けの研修など工業高校に導入することを目的に、試行的に研修を行っていきます。
  • 技術者等による学校での実践的指導では、企業の技術者を高校へ派遣し、学生と協働した実践教育として、高い技術に長期、継続的に触れる長期研修プログラムと、ものづくりへの興味関心を広く喚起する研修を実施します。
  • 企業実習では、企業現場での実習など実践できる教育カリキュラムを開発し、工業高校に導入することで、地域に必要な技術人材を輩出する基盤構築につなげます。
  • 教員を対象とした研修では、工業高校等における教員の指導力向上を目指し、機械加工系技能など高い専門的なスキルを習得できる研修も実施します。

業務の進め方

<業務フロー>

<研修実施風景>

▲めっきの製品検査(長野工業高校)

▲細穴加工実習(長野工業高校)

▲工業見学(長野工業高校)

このページに関するお問い合わせ

公共ソリューショングループ 学校教育担当

電話番号:026-224-0504

FAX番号:026-224-6233