経済月報2015年2月号

インドネシアの経済情勢と進出製造業の現状と課題
~現地視察報告より~                     

挿絵

 世界第4位の人口規模を誇るインドネシアは、過去10年にわたり安定した経済成長を続けてきた。中間所得層の増加から年々内需が拡大しており、かつ若年層人口が多く、今後も長期にわたっての経済成長が予想されている。こうした消費市場の拡大を背景に、日本から同国に進出する企業は近年大幅に増加している。一方で、労働コストが年々上昇しているほか、労務問題や不透明な法則の運用、進出企業が増加する中での競争の激化など、課題も多い。本稿では、インドネシア経済の現状と課題を整理し、2014年11月に現地視察した県内進出企業の事例をふまえ、進出製造業の現状と課題への対応策を考える。併せて、現地での実際に企業経営に携わってこられた当研究所専属アドバイザーの大久保時廣氏より、現地での成功のポイントなどについて寄稿いただいた。

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