経済月報2012年3月号
中国進出製造業の現状と課題への対応を探る
中国は日本を抜いて、GDP世界第2位の経済大国となった。昨年来金融引き締めの影響などでGDPの伸び率が鈍化しているというものの、いずれ米国を抜くと見込まれており、今後の市場としての成長が大いに期待できる国である。
しかし、中国への進出にあたっては、特殊な政治体制や地方政府ごとの法制度に相違点があること、地域によって言語・文化が異なる多様性など、他国への場合と比較して課題は多いと指摘される。
そうした中、現在の成長センターである上海および長江デルタ地域を視察し、進出県内製造業の実態と課題への対応を探った。
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