経済月報2011年4月号

長野県産業のグランドデザイン構築に向けて~2020年の長野県産業の姿を展望する~

挿絵

世界経済の牽引役が先進国から新興国へと移行が進む中、国内においては、人口減少・高齢化による労働力の減少や市場の変質など長期的に大きな変化が予想される。こうした経済環境が変化する中、10年後の長野県はどのような産業の姿が描けるだろうか。当研究所では、現状と今後予想される外部環境を分析しつつ、県内主要企業に実施したアンケート結果をもとに2020年の長野県産業の姿を描いた。
残念ながら、現在の延長線上に浮かび上がるのは、停滞を続ける長野県の姿だ。今後、長野県が持続的に成長するためにはどうしたらいいのか。向かうべき方向性と優先的に取り組むべき事項について検討した。
尚、本レポートでは3月11日発生の東日本大震災に関連した影響については織り込んでいない。経済がさらに下押しされることは間違いないが、歩むべき方向性が大きく変わるものではないと考える。

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