製造不良未然防止のための商品企画と管理・改善実践講座
品質管理中級(統計)コース
・講師:ラーチマネージメントリサーチ代表・長野高専客員教授 村岡 正一氏
・開催日:平成23年1月13日、1月19日
・場所:長野高専地域共同テクノセンター
・参加者:35名
講義・実習内容
品質・コスト・納期の三拍子揃った製品やサービスを市場に提供することが重要な中、業務効率化の必要性がより強まっています。本講座では、業務を効率的にミスなく遂行し、現状を解析し改善する管理技術について講義しました。
1日目は、バラツキの要因や分類などについての統計的な考え方、またパレート図やヒストグラムなどデータのまとめ方を説明したほか、正規分布の性質や検定の考え方について講義しました。2日目は、母平均の区間推定と検定方法や、等分散の検定と推定した相関分析、回帰分析などの統計的手法について解説しました。
エクセルの分析ツールを用いて、多くの演習問題に取り組み考察することで、難しい統計的な概念と手法の理解がより深まりました。
参加者の声
・職場で使用している品質管理手法を掘り下げて知る良い機会だった。
・管理図と工程能力の関係がよく分かりました。
・実践的に業務に役立てられそうです。
・品質管理の統計的手法やエクセル手法が学べて良かった。
・細かい部分がようやく分かってきた。
・今まで分からない所が理解できた。感謝します。
・ワークショップが良かった。
・統計講座は首都圏では有料のケースが多い中で、無料で受講でき大変ありがたい。
講師の声
品質管理イコール統計、また統計は難解であり実用は難しいという誤った理解をされているケースが多い中で、本講座は、品質管理の考え方と実務への展開の仕方を学び、その中で統計をどう活用したら良いかの方法を講義しました。2日間という短い期間でしたが、エクセルを活用することで全員が実践レベルに到達出来たと思います。職場に帰って実践し成果を挙げられることを切に希望します。
関連リンク
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