経済月報2009年12月号

市場拡大が期待される新エネルギー産業　～太陽光発電とマイクロ水力発電の課題とその参入可能性～

世界的に環境問題への対応が重要視される中、各国で温室効果ガスの削減に向けた具体的な取り組みが進められている。国内においても、新政権発足により温室効果ガスの削減目標は大幅に上方修正される模様だ。こうした流れを受け新たなエネルギー体系の構築や環境負荷低減に向けた動きも加速することが予想される。中でも太陽光に代表される自然エネルギーには大きな期待が寄せられている。
今後、市場の拡大が期待され、かつ長野県の潜在的ポテンシャルが高い太陽光発電とマイクロ水力発電の最近の動向と関連事業への参入可能性について探った。