経済月報2009年7月号

注目を集めるマイクロファクトリー~さらなる省エネにも適応する生産システム~

挿絵

地球温暖化防止のために温室効果ガスの削減に向けた関心が世界的に高まっている。産業界への環境問題に対する取り組みも強く求められるようになってきており、環境と経済の両立が重要な課題となっている。
しかしながら、日本全体の最終エネルギー消費は、1990年以降増加しており、産業部門の大半を占める製造業においても減少には至っていない。京都議定書に定める温室効果ガスの削減目標達成も困難な状況となっており、製造業における省エネ活動は、今後より一層強く求められていくことが予想される。
こうした中、製造業における省エネを革新的に推し進める可能性を秘めた生産システム「マイクロファクトリー(=小さなものは、小さな機械でつくる)」が内外から注目されている。この生産システム最近の動向と今後の行方について探った。

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