理事長ご挨拶

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最終更新日: 2018年2月1日

 

 

 2012年12月に始まった景気回復は、6年目を迎えています。輸出主導型の回復から、個人消費や設備投資の増加といった内需にバトンをつなぎながら、すそ野の広い景気回復になることが期待されています。
 このように、循環的には回復局面にある経済ですが、構造的には人口減少高齢化とグローバル競争の激化により、内憂外患という言うべき厳しい状況が予測されます。
 このような環境下で長野県産業は、今後どのような方向に向かって構造改革を行っていくべきでしょうか。
 長野県の主要産業である「ものづくり産業」が得意とした量産型の生産形態は、既に新興国にその舞台を移しています。また、内陸ということもあり、大型のモノでは競争優位となりにくい環境にあります。
 こう考えると、長野県産業は一つに高付加価値の研究開発型産業の集積に力を入れて行くべきではと提言したいと考えます。とりわけ第4次産業革命と言われる昨今、情報サービス・ソフトウェア産業を中核とした産業集積は目指すべきひとつの方向性ではないかと考えます。
 長野県として、先ず、目指すべき分野に向け旗幟鮮明な旗印を全国・全世界に向けて掲げ、新たな情報サービス・ソフトウェア事業を志す個人や企業に対しては、産学官金連携での支援の場を提供するなど、事業の成功確率を高める仕組みづくりを具体化していくべきでしょう。
 県内企業の従来構造からの「脱皮」に向け、弊所も頼りになる応援団として、しっかりと取り組んで参りたいと存じます。

理事長 山浦 愛幸