理事長ご挨拶

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最終更新日: 2017年6月27日

 この度、平成29年6月23日、理事長に就任いたしました。
 長野経済研究所は長野県を基盤とした地域シンクタンクとして、経済調査・情報発信、公共及び経営に関するコンサルティング、研修等を通じた人材育成など、多様なサービスを通じて地域経済・産業の発展に努めております。

 さて、国のリーダーシップのもと、地方創生が進められています。日本経済の名目GDPの約7割は東京圏以外の地方が担っておりますが、地方での投資先不足(すなわち「しごと」の不足)が、そのまま日本経済の低迷に直結してきました。長野県とて例外ではありません。ものづくり県として一日の長がある当県でも、ものづくりの新たなうねりを見ないまま、「しごと」は都会や新興国に奪われ続けてきました。すなわち、地方に今、新たな成長産業を創造することは歴史の必然なのだとも考えられます。
 では、長野県の新たな方向性をどこに見出すべきでしょうか。具体的には、優位にあるものづくりをさらに磨き上げ、世界に冠たる製造拠点を目指すことです。医療でも環境でも世界の最先端分野に部材を供給できる強い産業力を持つことです。そのためには、知的集積を欠くことができません。現在ある研究開発型企業を連携することに始まり、長期的には研究機関が大挙して移転してくるような構想を掲げ、第一歩を踏み出さなくてはなりません。
 そして、こうした動きは、自ずと洗練された生活空間を作り出すことでしょう。国際的な観光地を有する当県にこれらが加わることで、首都圏やアジアなどからの富裕層の誘客につながることも期待できます。インバウンドも含めた新時代の観光業を、当県の一大産業としてしっかりと育成していく構想も必要でしょう。
 豊かな長野県づくりに向けた頼りになる応援団として、しっかりと貢献して参りたいと存じます

理事長 山浦 愛幸