経済月報2005年2月号

米国に学ぶスキーリゾートの運営手法(上)~長野県スキー産業の再生に向けて~

挿絵

当研究所では、昨年11月から12月にかけて、米国コロラド州のスキーリゾートを視察した。スキー客の減少が続く長野県とは異なり、米国では長期にわたってスキー客の数が安定しており、特にここ数年は増加傾向を示している。

それでは、米国のスキーリゾートはいかにして多くの人々を惹きつけているのだろうか。本レポートでは2回にわたって、米国スキーリゾートの運営手法を取り上げる。

まず今回は、視察した6つのスキーリゾートの中から4つの事例を取り上げ、その特徴と戦略をみることとする。これをもとに来月号では、米国における成功のポイントを整理し、県内スキー産業の再生について考えたい。

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