経済月報2004年8月号

マイカーに依存しない新しい交通政策への取組

挿絵

今日、マイカーは人々の移動手段の中心的な役割を担っており、日常生活の利便性向上にも寄与している。しかしその一方で、公共交通機関の衰退、地球温暖化、交通渋滞、中心市街地空洞化といった課題も生み出している。

これらの様々な交通課題の解決に向けて、マイカーに"過度に"依存しない交通政策への取組が各地で始まっている。そこで、金沢市の"パーク&ライド"や前橋市の"トランジットモール"など、全国や長野県内での取組事例を紹介しながら、これから必要とされる取組の視点について本稿では考えてみた。

今こそ、人間や環境を中心にした質の高い生活の実現に向けて、我々自身が自らの行動を振り返り、マイカーに“過度に”依存しない交通のあり方について、本格的に議論すべき時期が到来している。

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