経済月報2006年1月号

新春座談会 曲がり角の長野県経済を展望する

挿絵

長野県経済はどこを目指すのか、その方向を探る

景気は踊り場を脱却したと言われていますが、長野県経済は依然として回復感の乏しい状況が続いています。当研究所が行った業況アンケート調査においても、7月-9月期の自社業況判断DIは全産業で-27.7と水面下に停滞しているのが実情です。

こうした混沌とした景況感は、長野県の経済構造・産業構造の変化と無縁ではありません。変わろうとして悪戦苦闘しながら、その方向を見出せずにいる長野県経済という姿が浮かび上がってきます。そうであるならば変化の本質を見極め、進むべき方向を見定めなければなりません。

いま長野県はどのような方向を目指すべきか、どのような経済活動を営むべきか。この大きなテーマを明確にし、その実現に向けて動き出すために、行政、産業界、大学、金融機関を代表する方々にお集まりいただき、それぞれの立場と視点から今後の長野県経済を展望していただきました。

ご出席者(敬称略)

  • 多摩川精機(株) 代表取締役会長 萩本博幸
  • 信州大学理事 産学官連携担当 白井汪芳
  • 長野県商工部 部長 山極一雄
  • 八十二銀行 常務取締役 小出貞之

司会

  • 財団法人長野経済研究所 理事・調査部長 平尾勇

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