経済月報2005年9月号

農産物に求められるブランド化の視点~付加価値向上に向けた取り組み~

挿絵

全国各地で農産物のブランド化への取り組みが盛んである。食生活の多様化、高級化の中で、消費者サイドからもブランド化された農産物が求められている。

地域発の農産物は、農業・農村の活性化だけでなく、地域振興に向けても有効なツールである。そのためには地元の単なる特産品としての位置付けから脱却し、広く認知されることが必要であり、産地や自治体に期待される役割は大きい。

本稿では、戦略的にブランド化を図り、近年急速にそのブランド認知度を向上させている「阿波尾鶏」(徳島県)、「京野菜」(京都府)、「馬路村のゆず加工品」(高知県)を採り上げ、農産物ブランド成功のためのポイントについて考えてみた。

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