経済月報2005年7月号

長野県のシニアマーケットの可能性(第1回)~高齢化の実態と市場規模~

挿絵

我が国の人口は今まさに、増加から減少に転じようとしている。長野県の人口も同様で、今後数年の間で長期の減少過程に転じる見通しである。これまで増加を続けてきた人口が急激な減少に向かい、高齢社会に突入する衝撃は非常に大きい。

少子高齢化への移行に伴う労働力人口の減少や高齢化による社会的負担増などといった悲観的な予測も多いが、ここではこれらの高齢化の実態をむしろ前向きに捉え、新たに登場する市場とそれへの対応という面から、2回にわたりシニア市場について取り上げる。

そこで第1回では、高齢者人口からみた長野県におけるシニアマーケットの所在を地域別に明らかにし、併せて人口からみた期待できるマーケットの対象となる高齢者の消費支出額の規模を概観している。

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