経済月報2007年9月号

団塊世代の移住と再就職～一歩先を行く誘致施策をめざして～

団塊世代の大量退職が始まった。経済的に裕福な団塊世代は、第2の人生のライフスタイルもバリエーションが豊富になる。その一つの形態として「田舎暮らし」があり、多くの自治体で団塊世代をターゲットとしたI・Uターン事業が活発化している。

また、退職後も働き続けることを選択する団塊世代も少なくない。経験・ノウハウが蓄積された団塊世代を採用することは、企業にとっても新たな展開が期待できる。

県内企業の団塊採用意向調査結果を踏まえ、「再就職」をキーワードとする移住促進策の方向性を探った。