プラスチック製品製造業
業界概要
- プラスチック製品製造業は、原料樹脂を各種成形機にて工業用部品やフィルム・シート、容器、板・パイプ等の形態に加工する業種で、加工された製品は主に完成品メーカーや部品メーカーなどに納入される。
- プラスチック製品は多様な用途に対応しているが、全国的には、レジ袋やラップなどの包装資材や、テレビや携帯電話の画面に用いられるフィルムなどの出荷額が多い。
プラスチック製品の分類と製品例
長野県内の動向
- 長野県は、電子部品や精密機械、自動車部品などの製造業者向けである「工業用部品」の出荷額割合が45.6%(2013年)と、全国(26.6%)に比べて大きい。
- 県内の製造品出荷額の推移をみると、リーマン・ショックにより減少した後、一時は回復したものの、足元では再び減少している。また、事業所数も13年は331カ所と、08年(410カ所)から減少している。
- その背景として、主に新興国企業との競争激化や、納入先の生産拠点の海外移転に伴う県内事業所の整理・統合を行ったことが挙げられる。(詳細は経済月報2015年11月号をご覧ください。)
長野県内プラスチック製品製造業の製造品出荷額の推移
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