信州須坂が誇る郷土食「ひんのべ汁」の食文化調査・魅力発信事業
ひんのべ汁とは?
ひんのべ汁は、須坂市や高山村など、山間部で昔から食べられてきた郷土料理です。
「ひんのべ」は、小麦粉をこねた生地を「手でひっぱって(引き伸ばして)」、お鍋に入れるという作り方の動作が訛って『ひきのばす⇒ひんのばす⇒ひんのべ』と呼んだことに由来しています。

事業の目的
本事業は、特色ある食文化である「ひんのべ汁」の継承・振興の取り組みと、その文化的価値を伝える「食文化ストーリー」の構築・発信等を支援することにより、文化振興とともに地域活性化に資することを目的に、文化庁の令和7年度「食文化ストーリー」創出・発信モデル事業の採択を受けて実施しています。
- 申請主体:公益財団法人八十二文化財団 (委託事業者:一般財団法人長野経済研究所)
- 後援・協力:須坂市/郷土食ブランドづくりグループ/園里郷土資料保存の会
- 有識者:中澤弥子氏(長野県立大学食健康学科教授)/倉石あつ子氏(元跡見学園女子大学教授、民俗学者)
実施内容
調査研究事業
ひんのべ汁に関する文献調査、アンケート調査、調査報告書の作成などの実施しています。
※現在、調査報告書を作成中です。(調査報告書はこちらに公開します。)
保護継承事業
郷土食ブランドづくりグループが須坂市内の小・中学校でひんのべ汁作り体験を通じた食文化継承の取り組みを実施しています。
2025年11月11日 須坂市仁礼小学校でひんのべ汁作り体験を実施しました。

発信事業
ひんのべ汁の魅力を発信する動画および冊子の制作、企画展示、講演会などを実施します。
- 特別展示 命を繋いだ知恵の味『ひんのべ汁』 2026年1月22日(木)~2月1日(日)
- 講演会 郷土食『ひんのべ汁』次世代への継承に向けて 2026年1月22日(木)
特別展示・講演会のチラシはこちらhinnobe(9MB)(PDF文書)

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