消費動向調査結果(2023年 年末調査)
消費動向調査結果(2023年 年末調査)
『 ~ 県内消費者の今年を表す漢字は「苦」が最多 ~ 』
県内消費者の今年を表す漢字
今年を表す漢字一文字は、1位「苦」、2位「耐」、3位「忍」、4位「高」、5位「変」。
- 上位6つの漢字は昨年と同様で、物価高の影響が大きい年であったことがうかがえる。昨年13位だった「戦」は7位となっており、ロシアによるウクライナへの侵攻に加えて、イスラエルとハマスの衝突が影響したと考えられる。
2023年の出来事などについて
今年印象の強かった出来事
- 1位「イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが衝突」、2位「レギュラーガソリンの小売価格、1990年以降で最高値を更新」、3位「新型コロナ、5月8日から感染症法上の5類へ移行」。
世の中の景気の見方
- 24年の景気は、4割弱が「悪化」するとの見通し。
自身の生活(家計)の見方
- 24年の生活(家計)は、「悪化」が「改善」を大きく上回る。
自身の直面している不安や悩み
- 自身の直面している不安や悩みとして、収入や資産、健康に関連する項目が上位。
耐久消費財の購入意向
- 24年に購入したい耐久消費財は、「スマートフォン」、「自動車」、「パソコン」、「冷蔵庫」が上位。
余暇の過ごし方
- 24年の余暇の過ごし方は、「県外旅行」、「県内旅行」、「温浴施設」が上位。
商品・サービスの購入(利用)経験・意向
- 24年は23年に比べ、「ふるさと納税」、「電気自動車」、「新NISAを利用した資産運用」などの購入(利用)意向が高まる。
意識している取り組み
- 24年は23年に比べ、「健康増進」や「旅行」への意識が高まる。
新型コロナをきっかけに定着したと思う意識や行動
- 「キャッシュレス化」、「飲み会の減少」、「大人数イベントの減少・縮小」が上位。
~ 調査から見る23年の振り返りと24年の展望 ~
- 23年の消費者の消費行動は、物価上昇の影響を大きく受けた。このことが、「苦」、「耐」、「忍」といった漢字が上位にきた理由とみられる。
- 24年は、景気や家計の悪化を予想する割合が高い中、引き続き「健康増進」を意識する割合が高く、消費よりも身体のメンテナンスに注力する意向が強い。
プレスリリース資料
- 消費動向調査(2023年 年末調査)(731KB)(PDF文書)
- 消費動向調査(2022年 年末調査)(769KB)(PDF文書)
- 【訂正後】消費動向調査(2021年 年末調査)(820KB)(PDF文書)
- 消費動向調査(2021年 年末調査)(821KB)(PDF文書)
- 消費動向調査(2020年 年末調査)(965KB)(PDF文書)
- 消費動向調査(2019年 年末調査)(967KB)(PDF文書)
- 消費動向調査(2018年 年末調査)(783KB)(PDF文書)
- 消費動向調査(2017年 年末調査)(553KB)(PDF文書)