生産用機械

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最終更新日: 2024年4月25日

2024年1-3月の現況と2024年4-6月見通し

生産用機械の受注は、自動車関連ではバッテリー式電気自動車(BEV)の伸び悩みや一部完成車メーカーの生産・出荷停止などの影響から、設備投資への慎重姿勢が続き低調だった。また、IT関連ではPCやスマートフォン向けの半導体需要の低迷が続き、受注は低水準となった。今後も、自動車関連、IT関連を中心に受注は低調な見通し。

工作機械の受注は、、国内の自動車関連では部品メーカーを中心に慎重な投資姿勢が続き弱含む見込み。海外は、中国向けでは景気減速の影響やIT需要の低迷、BEV需要の鈍化などから低調な見通し。一方、北米向けは自動車関連を中心に堅調となる見込み。
半導体製造装置の受注は、IT関連の半導体需要の低迷が続き低水準となる見通し。  

2023年10-12月の現況と2024年1-3月見通し

生産用機械の受注は、IT関連ではPCやスマートフォン向け半導体需要の低迷が続き低水準だった。また、自動車関連では完成車の生産が増加したものの、電気自動車(EV)の需要拡大ペースの鈍化から部品メーカーを中心に投資への慎重姿勢が高まり、受注は減少した。今後も、IT関連、自動車関連を中心に引き続き受注は低調な見通し。

工作機械の受注は、国内の自動車関連では部品メーカーを中心にEVの需要増加の不透明感などから、慎重な投資姿勢が続き減少する見込み。海外は、東アジア、北米を中心にIT関連で、また、中国では景気減速の影響から、いずれも受注は低調な見通し。
半導体製造装置の受注は、IT関連の半導体需要が回復せず引き続き低調な見込み。  

2023年7-9月の現況と2023年10-12月見通し

生産用機械の受注は、IT関連ではPCやスマートフォン向け半導体需要の低下から低調だったものの、自動車関連は完成車メーカーの生産増により底堅く推移した。また、生産用機械の納期は、部品不足が解消しほぼ正常化した。今後の受注は、半導体の在庫調整が続くIT関連は低調ながら、自動車関連は増加するとみられ、総じて堅調な見通し。

工作機械の受注は、国内では自動車・建設機械関連を中心に堅調な見込み。海外は、IT関連の低調が続くほか、欧米・中国の景気減速が見込まれ、減少する見通し。
半導体製造装置の受注は、自動車向けは順調に推移するとみられるものの、PCやスマートフォン向けは半導体の在庫調整が続くことから、全体では低調な見通し。  

2023年4-6月の現況と2023年7-9月見通し

生産用機械の受注は、自動車関連では底堅かったが、PCやスマートフォン向けなどIT関連の半導体需要の落ち込みが続き、全体では減少した。今後の受注は、IT関連は引き続き低調なものの、自動車関連は生産の回復から設備投資も動き始めるとみられ、総じて堅調な見通し。また、半導体やコネクタなどの部品不足は和らぎ、機械の納期長期化は緩和する見込み。

工作機械の受注は、国内では主力の自動車関連で完成車メーカーの生産が回復することで、堅調が見込まれる。海外は、IT関連で低調が続く見通し。また中国では景気減速の影響から電気自動車(EV)向けが一服しやや減少する見通し。
半導体製造装置の受注は、IT関連の半導体需要が回復せず引き続き低調な見通し。 

 
 

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