”おもてなしの心”を伝えるマナーを ~社内事務編~
こんにちは。研修インストラクターの長谷川知美です。
1回目は、“おもてなしの心”を伝えるマナーについて“挨拶編”
2回目は、“おもてなしの心”を伝えるマナーについての“電話編”でした。
今回は、“おもてなしの心”を伝えるマナーの“社内事務編”です。
上司から会議資料のコピーを頼まれたとき、まず何を考えるでしょうか。
カラーか白黒か、サイズはどうか、ホチキス留めは必要か、など考えることはたくさんありますね。
しかし、コピーの出来上がりは人によって変わってきます。
サイズや向きがバラバラの人もいれば、きちんとそろえてホチキス留めで仕上げる人もいるでしょう。
さて、この違いはどこからくるのでしょう。
それは、仕事の指示を受けたときに、相手が求めていることをどれだけくみ取れるかどうかです。
~指示の受け方~
仕事の依頼は、5W2Hで受けましょう。
その中でも、“なぜその仕事をするのか”の「Why」が理解できると、外部会議に使う資料だからカラー
コピーでホチキス留めをしておこうとか、内部会議の資料だから両面印刷の白黒が良いなど、相手が
求めることが見えてきます。
初めから5W2Hで依頼してもらえれば一番良いのですが、なかなかそうもいきません。
「これは外部会議の資料ですか」などと自分から「Why」の質問をすると、どんな方法が一番良いのかが
分かるのです。
ここでポイントを整理します。
これが、仕事の指示を受ける時に意識したい5W2Hです。
ただ言われたことをするのではなく、なぜこの仕事をするのだろう、と”WHY”を意識して、気が利く社員
を目指してみませんか。
3回シリーズで、お互いに気持ち良くコミュニケーションをとるために必要な“おもてなしの心”について
みてきました。
ぜひ、マナーや仕事の進め方を通して、”おもてなしの心”をお相手に届けましょう。
きっと周りにも良い影響を与え、おもてなしの輪が広がりますよ。
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