”おもてなしの心”を伝えるマナーを ~電話応対編~
こんにちは。研修インストラクターの長谷川知美です。
1回目は、“おもてなしの心”を伝えるマナーについて“挨拶編”でした。
今回は、前回に引き続き“おもてなしの心”を伝えるマナーについての“電話編”です。
不在の社員宛ての電話で、「○○さんいらっしゃいますか」と聞かれたとき、あなたならどうしますか。
不在を伝えるだけなら「○○は外出しております」で伝わりますが、相手の立場になった応対とは
いえません。
”せっかくお電話いただいたのに不在で申し訳ない”という気持ちがあれば、「申し訳ございません」と
おわびの言葉がでます。
”いつ連絡が取れるのか不安かもしれない”と想像できれば、「○○は外出しておりまして△時には戻る
予定でございます」と帰社予定を伝えようと思うでしょう。
そして、”もう一度電話をしてもらう手間をとらせたくない”と思えば、「よろしければ戻り次第こちら
からお電話いたしましょうか」と提案して、相手の意向を尋ねることができます。
ここで「お電話いたします」と言い切らないことも大事です。
相手は伝言で済ませたいと思っているかもしれませんし、「~いたします」と言い切ってしまうと
相手の立場になった応対とは言えないからです。
さらに、最後に「□□が確かに申し伝えます」と名乗れば、相手は安心して電話を切ることができるで
しょう。
ここで、ポイントを整理します。
不在の社員宛ての電話には、4つのステップで気持ちよく応対しましょう。
きっと、お客様にも喜んでもらえますよ。
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